ブックワームのひとりごと

読書中心に好きなものの話をするブログです。内容の転載はお断りします。

女性

子宮内膜症になった著者は手術する―あらた真琴『子宮がヤバイことになりました。筋腫&内膜症&卵巣のう腫闘病記』

あらすじ・概要 経血の過多を放置し、ついに婦人科に診察に行った著者。そこで子宮内膜症であることがわかる。手術をすることになり、準備のために婦人科に通う。ついに手術になり、困惑と緊張を覚えながら手術に挑む。

嫁姑の戦いをするうちに町を救う戦いへとたどり着く―草野誼『かんかん橋をわたって』

あらすじ・概要 三つの地区に分かれている町で、川南(かーなみ)から川東(かわっと)へ嫁いできた渋沢萌。優しい夫とともに、嫁として毎日頑張っているが、どこかうまくいかない。そんな折、萌は自分の姑が「川東一のおこんじょう(意地悪)」と呼ばれてい…

彼氏もいないし色気もないけど、友達と楽しく暮らしています―つづ井『まるごと腐女子のつづ井さん』

あらすじ・概要 友人たちと楽しく暮らす腐女子、つづ井さん。大学から社会人にかけて、彼女のおかしな日常をコミックエッセイとして描く。彼氏がいない、色気もない、でも幸せ。現代のシスターフッドとは……。

秘密を持った4人の女子大生たちがたどった皮肉で恐ろしい結末―丸木文華『誰にも言えない』

あらすじ・概要 コテージに集った4人の美しい女子大生たち。この旅の主催者葵の発案によって、彼女らは順繰りに己の秘密を告白していく。容姿も富も才能も豊かな彼女らが、胸に秘めていた「誰にも言えない」過去とは……。

ひとり身イラストレーターのズボラで情けない日々―フカザワナオコ『毎日がおひとりさま。―お気楽独身三十路ライフ』

あらすじ・概要 イラストレーターである著者は、30代ひとり暮らし、独身。結婚したい、恋人がほしいと思いながらも、出会いのない日々を過ごしている。ズボラで情けない、でもこの今の人生も嫌いじゃない。独身女性の日常を描いたコミックエッセイ。

刑務所で服役中の美容師と、少しだめな女性たちの交流―桜井美奈『塀の中の美容室』

あらすじ・概要 テレビ局で働く志穂は、多忙ゆえに恋人にふられ、取材に向かっていた。その場所は、刑務所の中の美容室だった。美容室で髪を切ってもらったことで、志穂の心境に変化が訪れる。塀の中の美容室にやってきた女性たちと、服役中の美容師、それを…

ちょっとだめな女性たちは「いない」猫を探している―脇田茜『「猫がいない」短編集 凪を探して』

あらすじ・概要 感情を抑圧しながら日々の仕事をこなす女性。いつか飼い猫と島で暮らすことを夢見ていたが、猫が行方不明になってしまい……。「猫がいない」を共通テーマに、女性たちの悲しくおかしく愛おしい日常を描く短編集。

イラストレーターがドタバタしながら出産を目指す―たかはしみき『ニンプ道』

あらすじ・概要 夫とふたり暮らしだったが、ある日思い立って子どもを持つことにした著者。妊活の過程から、妊娠初期の不安やホルモンバランス、お腹が大きくになるにつれての困りごとなど、妊娠の過程を詳細に描く。働きながら妊婦でいることは、大変なこと…

漫画家が40歳になっておしゃれに目覚める―細川貂々『40歳から「キレイ」と「オシャレ」始めました』

あらすじ・概要 漫画家の著者は、おしゃれに縁遠い生活を送ってきた。しかし40代に差しかかり、自分の老いを受け止める中で、「年相応の老い方をしたい」「おしゃれをしたい」という気持ちが生まれてくる。きれいになりたい、でも自分のペースで、という大人…

口も態度も悪い勇者はひたすら人を助け続ける―七沢またり『勇者、或いは化け物と呼ばれた少女』

あらすじ・概要 駆け出し冒険者のマタリが出会ったのは、自らを「勇者」と名乗る少女だった。勇者はその桁違いの力で、魔物や危険人物を排除していく。しかし純真で天然なマタリは、勇者を怖れず自ら彼女についていく。なりゆきで仲間も増え、勇者たちは4人…

インターネットで占い師をやって人々の悩みを聞いています―AQUA・あらた真琴『主婦だけど霊感占い師やってます。』

あらすじ・概要 幼いころから霊感が鋭かった著者は、大学時代に特技の占いをやっていた。卒業して占い師を志し、就職するも、結婚・出産によって一時引退。もう一度占い師としてやり直したのはインターネットの世界だった。占い師の苦労や喜びを描いたコミッ…

普通になれない私はメンズエステで心をすり減らしながら働いている―鶴屋なこみん『メンズエステ嬢の居場所はこの社会にありますか?』

あらすじ・概要 両親が実家を引き払い引っ越すことになり、突然ひとり暮らしをしなければならなくなった著者。今のアルバイトでは暮らしていけない。生活費を稼ぐため、たどり着いたのはメンズエステの世界だった。露出度の高い服装で男性にマッサージを施す…

バニーガールとして働いてみたら同僚や仕事内容がすごかった―poko『うさぎさんのおしごと~バニーガールのイケナイないしょ話~』

あらすじ・概要 学生時代、興味本位でバニーガールのアルバイトに応募してみた著者は、人手不足のために採用される。しかしそこは、体力と精神力が要求されるところだった。ガラの悪い先輩に怒鳴られたり、かわいいバニースーツが着れなかったり、バニーガー…

「ひとりで働く」女性の描かれ方から時代の流れを感じる―阿部川キネコ『ミス&ミセス』

あらすじ・概要 独身でイラストレーターをやっている角田美子と、主夫の丸山紀子は親友同士。バリバリ働いている美子と、子育てに忙しい紀子では、生き方も価値観も違う。しかし違う立場だからこそ話せることもあって……。対照的な二人の友情を描いた四コマシ…

製鉄の一族に生きた祖母・母・私の神話的戦後年代記―桜庭一樹『赤朽葉家の伝説』

あらすじ・概要 山の人たちに置き去りにされ、血のつながらない夫婦に育てられた万葉は、そこの大奥様の要請で赤朽葉家に嫁ぐことになった。千里眼を持つ万葉は、そこでさまざまな未来の幻を見てしまい……千里眼の祖母、漫画家の母、そして物語を持たない私の…

優しく穏やかに、大学生に性行為について教える―村瀬雪浩『3万人の大学生が学んだ恋愛で一番大切な”性”のはなし』

あらすじ・概要 大学で「セクソロジー」を教えている著者。その講義を要約し、さらに学生のコメントを一冊にまとめた。デートDVとは何か、お互いに対等なセックスのためにはどうすればいいのか。また、避妊や性感染症、ジェンダーの問題、結婚についてなど、…

強烈な個性を持つダンス教師の数奇な過去とは―米原万里『オリガ・モリソヴナの反語法』

あらすじ・概要 ダンサーの道を諦めて翻訳家になった広世志摩は、かつてチェコスロバキアの学校でオリガ・モリソヴナという教師に出会った。強烈な個性を持ち、多くのダンサーを育てた彼女の謎を解くために、志摩はロシアを訪れる。親友カーチャとオリガの数…

なぜあの会社のCMは女性の反感を買ったのか―瀬地山角『炎上CMでよみとくジェンダー論』

あらすじ・概要 企業が練って制作しているCM。しかし、それが特定の層の反感を買い「炎上」してしまうことがある。なぜ、そんなことが起こるのか。それは性別への固定観念がありありと描かれているからだ。ジェンダー的背景を解説し、炎上するCMのパターンを…

同世代の女子がワイワイシュラバする70年代アシスタント事情―笹生那実『薔薇はシュラバで生まれる―70年代少女漫画アシスタント奮闘記』

あらすじ・概要 中学生で漫画を投稿していた著者は、高校生になってプロの漫画家のアシスタントとして呼ばれることとなる。そこは締め切りぎりぎりの中漫画家とアシスタントが原稿を書き続ける「シュラバ」だった。有名漫画家との思い出とともに、つらくも美…

現代的で古風な妖怪退治アニメ―『モノノ怪』

あらすじ・概要 箱を背負い派手な格好をした「薬売り」。あやかしと人の心が交わり発生する「モノノ怪」を切るために、奇妙な事件の起こる場所に現れる。モノノ怪の真(まこと)と理(ことわり)を暴き、怪異の真実に迫っていく。妖怪退治連作短編シリーズ。

童顔の女優が、SNSで知り合った男性とテレビ通話するとこうなる―『SNS 少女たちの十日間』

あらすじ・概要 オーディションで選ばれた三人の童顔の女優たち。彼女らは子ども部屋のセットに入り、12歳と偽ったSNSアカウントからコンタクトを取ってきた男性と会話する。プロフィール上は12歳の少女たちに、性的な言葉や性器の写真を送り付けてくる男性…

生理用品の歴史から女性解放の歴史がわかる―田中ひかる『生理用品の社会史』

あらすじ・概要 女性に月一回訪れる月経。その不快感を減らしてきたのが生理用品だ。戦前までの女性たちの月経対策や、日本初の生理用ナプキンアンネナプキンの誕生、布ナプキンを巡るイデオロギーと効果まで、日本の生理用品の歴史を追いながらジェンダーに…

女ことばの歴史はことばとイデオロギーの関係を表している―中村桃子『女ことばと日本語』

あらすじ・概要 小説の中や映画の中で女性が話している「~よ、~だわ」という口調。しかしながら、この話し方をする女性は全国的に見てもそれほど多くはない。なぜ、フィクションの中でこのような話し方が流布しているのか。「女ことば」の歴史を追いながら…

生々しい「毒親」の中に自分自身を見て自己嫌悪になる―アガサ・クリスティー『春にして君を離れ』

あらすじ・概要 弁護士の妻、ジェーンはバグダードで娘を見舞ってから、イギリスに帰ろうとしたところ、電車の不通により足止めされた。しかたなく宿泊所で過ごすことになるが、そこで友人との会話を思い出す。暇にあかせて考え事をするうちに、彼女は自分自…

アイルランドで、身勝手で色ボケした男どもに女性が苦しむ―『ローズの秘密の頁』

あらすじ・概要 聖マラキ病院で過ごすローズの元に、精神科医がやってくる。彼女は自らの生まれたばかりの息子を殺したが、「いつか息子が迎えに来る」と主張していた。精神科医は、聖書に書かれたローズの手記を読み始める。そこには、ローズの今までの人生…

幻想の女が自分の意思で恋をする―『奥様は魔女』(リメイク映画版)

あらすじ・概要 魔女のイザベルは、普通の暮らしにあこがれて人間の世界で暮らすことにした。そこで『奥様は魔女』のドラマの女優としてスカウトされる。しかし好意を持った主演男優、ジャックは、ろくでなしでいくじなしな男だった。イザベルはジャックに怒…

主人公ダイアナに魅力を感じられなかった―『ダイアナ』

あらすじ・概要 保育士から皇太子妃になったダイアナ。しかしダイアナはチャールズ皇太子と離婚し、1997年に事故で死亡する。映画ではダイアナの恋愛、慈善事業への参加、パパラッチに追いかけまわされる日々を描き、彼女の人生に迫ろうとする。

白戸ミフル『乳がんステージ4だった私が、それでも合コンに行きまくって救われた話』感想

あらすじ・概要 運命の男性を探して合コンを繰り返していた著者は、ある日胸にしこりを発見。乳がんと診断された。抗がん剤治療が開始され、著者は髪の毛が抜け副作用に苦しむ。しかし、合コンに通うのはやめてはいなかった。恋愛相手を探す女性が病気をきっ…

ミランダはなぜ最低の上司なのか~本当は怖い『プラダを着た悪魔』【ネタバレあり】

" data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboard="true"> 地上波で『プラダを着た悪魔』をやっていたので、久しぶりに録画して見ていました。 やっぱいつ見てもミランダは最低だな!!と思っていたところ、Twitter上の感想ではミランダに好意的な感想が多…

女主人公がゴリゴリに活躍する作品おすすめ19選 映画・アニメ・ドラマ編

素材:Canva(https://www.canva.com/) この間女主人公がゴリゴリに活躍する小説の紹介記事を書きました。 honkuimusi.hatenablog.com 今回はその映像作品バージョンです。 映画(実写) 淑女がゾンビと対決『高慢と偏見とゾンビ』 老トレーナーと三十路の…