ブックワームのひとりごと

読書中心に好きなものの話をするブログです。内容の転載はお断りします。

女性

白戸ミフル『乳がんステージ4だった私が、それでも合コンに行きまくって救われた話』感想

あらすじ・概要 運命の男性を探して合コンを繰り返していた著者は、ある日胸にしこりを発見。乳がんと診断された。抗がん剤治療が開始され、著者は髪の毛が抜け副作用に苦しむ。しかし、合コンに通うのはやめてはいなかった。恋愛相手を探す女性が病気をきっ…

ミランダはなぜ最低の上司なのか~本当は怖い『プラダを着た悪魔』【ネタバレあり】

" data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboard="true"> 地上波で『プラダを着た悪魔』をやっていたので、久しぶりに録画して見ていました。 やっぱいつ見てもミランダは最低だな!!と思っていたところ、Twitter上の感想ではミランダに好意的な感想が多…

女主人公がゴリゴリに活躍する作品おすすめ19選 映画・アニメ・ドラマ編

素材:Canva(https://www.canva.com/) この間女主人公がゴリゴリに活躍する小説の紹介記事を書きました。 honkuimusi.hatenablog.com 今回はその映像作品バージョンです。 映画(実写) 淑女がゾンビと対決『高慢と偏見とゾンビ』 老トレーナーと三十路の…

病気のときの他者とのコミュニケーションについて身につまされる―佐々木彩乃『乳がんでもなんとかなるさ~独女マンガ家闘病記』

あらすじ・概要 エログロ系のレディースコミックを描いて暮らしてきた著者は、ある日乳がんを告知される。母親は死に、家族は遠く、独身で自分の家庭もない。ひとりで乳がんと向き合わなければならない著者は、より良い医療を探して三つの病院を巡る。

「普通」が幻想だと知ると自虐が楽しめなくなる―カレー沢薫『負ける技術』

あらすじ・概要 文章も書く漫画家カレー沢薫。彼女が書いたコラムを書籍化。そこにあるのは、コミュ力のない根暗なオタクの暗い過去だった。毎日の虚無をおもしろおかしく描きながら、冴えない人間が毎日を生き抜く姿を伝える。

誰かとコミュニケーションを取る生活うらやましい―きのしたきのこ『東京ルームシェア生活』

あらすじ・概要 東京でルームシェアを行う三人の女性。料理を作ってテーブルを囲み、おしゃべりに興じる毎日。一方で、お金のことや掃除のこと、引っ越しのときの話し合いなどトラブルの種もあって……。ルームシェアをする楽しさと困難を描いたコミックエッセ…

アラフォーが妊娠したらこうなる―山本恵・すぎうらゆう『43歳で母になる』

あらすじ・概要 43歳ではからずも妊娠した著者。思わぬ授かりものに喜びを感じ、また高齢出産のリスクに不安になる。つわりの悩み、友人への報告、保育所探しなど、妊娠にまつわるエピソードが盛りだくさんのコミックエッセイ。

感染症医、性教育を語る―岩田健太郎『感染症医が教える性の話』

今日の更新は岩田健太郎『感染症医が教える性の話』です。 あらすじ・概要 感染症医である著者は、性感染症を通して性教育に関わっている。性教育は何をすべきで何をすべきでないのか、性を学ぶことはどんな意味があるのか、医師の視点から語る。そして著者…

参考文献が怪しげなので眉唾で読んだ―たかはしみき『わたし、39歳で「閉経」っていわれました』

今日の更新は、たかはしみき『わたし、39歳で「閉経」っていわれました』です。 あらすじ・概要 漫画家の著者は、体の不調で婦人科病院に駆け込んだ。そのとき「早期閉経になりかかっている」と告げられる。2人目の妊娠を望んでいた著者は動揺した。著者…

美術館とカルティエがかわいそう―『オーシャンズ8』

今日の更新は、『オーシャンズ8』です。 あらすじ・概要 刑務所を出たばかりのデビー・オーシャンは、セレブ達が集まる「メットガラ」でカルティエの首飾りを盗むことを思いつく。デビーはさまざまな仲間を集め、計画を張り巡らせてメットガラに挑む。セキ…

「女主人公がゴリゴリに活躍する小説」おすすめ17選

素材:Canva(https://www.canva.com/) 今日の更新は、女主人公がゴリゴリに活躍する小説おすすめです。 女主人公、乙女向けだと男キャラの添え物だし、男性向けだと「こんないい女を従えられる男がすごい」っていう文脈になりがちだよね、という不満があり…

実は多種多様だったニッポンの「結婚」―瀬川清子『婚姻覚書』

今日の更新は、瀬川清子『婚姻覚書』です。 あらすじ・概要 日本における結婚とは何か。著者は日本の各地から結婚に関する文化、習俗、風習を収集。男が娘の家に通うもの、娘が男の家に通うもの、嫁の一時的な里帰りや、かまど神との関係などなど。婚姻制度…

かわいい絵柄で一癖ある女の子を描く―アッチあい『このかけがえのない地獄』

今日の更新は、『このかけがえのない地獄』です。 あらすじ・概要 魔法少女になる夢を諦められない少女、自分が漫画の登場人物であることに自覚があるラブコメ漫画のヒロイン、女装をして好きな女の子と付き合う羽目になる少年……。若者たちの痛々しい青春を…

子どもをつくることを「選べる」世界で女性は何を思うのか―柏木惠子『子どもという価値 少子化時代の女性の心理』

今日の更新は、柏木惠子『子どもという価値 少子化時代の女性の心理』です。 あらすじ・概要 「子どもの価値」の大きい小さいを口にすることはタブーとされている。しかしながら、次代の変遷によってその価値が変わりつつあるのは確かである。世代間のデータ…

「足りない」中学生たちの優しく痛い青春―阿部共実『ちーちゃんはちょっと足りない』

今日の更新は、阿部共実『ちーちゃんはちょっと足りない』です。 あらすじ・概要 中学生のちーちゃんは、おバカだけれど友人と楽しく暮らしている。友人のひとり、ナツもちーちゃんが好きだ。しかし、女子バスケ部が顧問の誕生日プレゼントを買うために集め…

男性で上演した演劇を女性でやりなおす意義を追求した作品―FC限定配信「『TRINITY THE TRUMP』Female ver.」

素材:いらすとや(https://www.irasutoya.com/) ちょうどいいサムネがなかったのでいらすとやからお借りしました。 繭期(TRUMPシリーズファンの俗称)の友人からこの動画を紹介いただきました。 www.nicovideo.jp 「TRUMP」は何度も再演されており、これ…

鬱憤を晴らしたいならいいかもしれない―佐光紀子『「家事のしすぎ」が日本を滅ぼす』

今日の更新は、佐光紀子『「家事のしすぎ」が日本を滅ぼす』です。 あらすじ・概要 日本の主婦は家事をしすぎである――。家事の専門家である著者は、「家事をやってきちんと暮らす」という価値観が日本の女性を苦しめているのではないかと考えている。海外の…

花田菜々子『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』

今日の更新は、花田菜々子『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』です。タイトル長い。 あらすじ・概要 夫と別居状態に陥った著者は、Xという恋愛目的に限定しない出会い系アプリに登録する。本が好きでヴ…

ジェンダーに関心がある人へのおすすめ本・漫画・映像作品31選

素材:Canva(https://www.canva.com/) 今日の更新は、ジェンダーに関心がある人へのおすすめ作品まとめです。 こちらの記事のブクマコメントで、フェミニズム作品についておすすめしたんで自分でも書こうと思いまして。 pulp-literature.hatenablog.com し…

ASDは相互的なコミュニケーションが苦手―司馬理英子『こころのクスリBOOKS よくわかる女性のアスペルガー症候群』

今日の更新は、司馬理英子『こころのクスリBOOKS よくわかる女性のアスペルガー症候群』です。 あらすじ・書籍概要 人づきあいが苦手、空気が読めない、誤解されやすい。人間関係でトラブルを抱えやすいアスペルガー症候群の女性。彼女らがなぜそのような行…

女性画家たちの作品を解説とともに掲載―アメリア・アレナス『絵筆をとったレディ 女性画家の500年』

今日の更新は、『絵筆をとったレディ 女性画家の500年』です。 あらすじ・書籍概要 男性に比べて語られることが少なかった女性画家の作品。この本では年代別に作品を並べ、解説とともに紹介していく。

江戸時代の女性画家はどう生きたか―パトリシア・フィスター『近世の女性画家たち―美術とジェンダー』

あらすじ・書籍概要 江戸に生きた女性画家たちは、女性ゆえに社会通念との軋轢に悩み、よりよい創作環境を模索していた。江戸時代から明治時代にかけて、絵を志した女性たちの人生を伝える本。

女子高生とおじさんが入れ替わり、性のゆらぎを感じる―ヤマシタトモコ『WHITE NOTE PAD』

今日の更新は、ヤマシタトモコ『WHITE NOTE PAD』です。 あらすじ ある日中身が入れ替わったおじさん木根と女子高生葉菜。入れ替わったまま一年が過ぎ偶然ふたりは再会する。モデルになった葉菜(木根)の計らいで、木根(葉菜)は彼女の所属する雑誌の編集…

女性用のズボンにスマホは入らないのか?自分のジーンズで試してみた

Twitterで興味深いツイートを見かけました。 『女の人がバッグも持たす走って逃げたあと友達に連絡する』シーンを書いたら『何故スマホを持ってるの?』と指摘された。ポケットに入ってたでいいと思ったんだけど……『女性用のジーンズのポケットにはスマホは…

漫画家と編集者の食べ放題女子会を覗く―西つるみ『そうだ、食べ放題いこう。』

今日の更新は、西つるみ『そうだ、食べ放題いこう』です。 あらすじ 漫画家と編集者で食べ放題に行こう! お寿司、スイーツ、ピザなど、多種多様な食べ放題が登場、果たして女性陣は、どれだけの食べ物を胃に収めることができるのか……。

内容は面白かったけど訳者のあとがきがダメ―ソル・フアナ『知への賛歌 修道女フアナの手紙』感想

今日の更新は『知への賛歌 修道女フアナの手紙』です。 「本は人生のおやつです」で買ってきた本です honkuimusi.hatenablog.com 書籍概要 類まれなる知的好奇心と文才を持ちながら、17世紀メキシコという女子教育に理解がなかった時代に生まれたソル・フ…

ウエストを締め付ける下着の過去といま 古賀令子『コルセットの文化史』感想

『森薫拾遺集』に参考文献として載っていた本です。 honkuimusi.hatenablog.com 書籍概要 ウエストを締め付け、くびれを作る下着コルセット。それはどこから発祥し、どのように発展していったのか。図やイラストを見せつつ、コルセットの歴史を解説した本。

出口のない世界で抗おうとする女の子 七木香枝『爪先に、結んだリボンをひっかける』感想

インディーズのものも大丈夫そうかなと思ったら紹介するけど「恥ずかしいから載せないで」というのがあればTwitterのDMからお知らせください。 KDP、要はkindle自費出版です。 あらすじ 大正時代に似て、そうでない世界。女学校にいた珠紀は友人と一緒にさる…

日常の中の小さな悲しみを抱えて生きていく よしながふみ『愛すべき娘たち』感想

そういえば、よしながふみの現代ものって初めて読んだ気がします。BLは読んだことないんだな~。 あらすじ 大病から生還した母は、これをきっかけに結婚すると言い出した。その相手とは、娘よりも年下の俳優で……。一組の親子を中心に、それぞれの人間関係が…

村落の性風俗をお年寄りから聞き取り調査 向谷喜久江『よばいのあったころ 証言・周防の性風俗』感想

【中古】よばいのあったころ 証言・周防の性風俗 向谷喜久江 マツノ書店B6版ジャンル: 本・雑誌・コミック > 人文・地歴・哲学・社会 > 民俗 > 風俗・習慣ショップ: 光国家書店価格: 1,800円 Twitterで知り合いが読んでいて内容が気になったので借りました。…