ブックワームのひとりごと

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展開がなかなか進展しなくてダルい―十文字青『ヴァンパイアノイズム』感想

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ヴァンパイアノイズム (一迅社文庫)

今日の更新は、十文字青『ヴァンパイアノイズム』です。

 

あらすじ・書籍概要

主人公は、線路に飛び込もうとした萩生を見かけたことから彼女と会話するようになる。彼女は、吸血鬼になりたい女の子だった。萩生の奇行につきあいつつ、主人公は萩生と交流を深めていくのだが……。

 

本題までが長すぎる

うーん、はっきり言ってよさがわからない作品でした。

どこか面白そうな雰囲気はあるのに、面白いところまでいかないもどかしさがあるというか……。

本題に入るまでが遅すぎるし、主人公がだらだらふわふわしていてなかなか話が進展しません。早く本題から話してほしい気分になりました。

 

萩生以外のヒロインたちもかわいいんですけれど、特に話にかかわってくるわけでもないので、出した意味がわかりません。

そりゃかわいい女の子が自分の部屋でだらだらしてたらうれしいだろうけれど、それだけで彼女が何か話を進展させてくれるわけでもないので読んでいていらいらしてしまいました。

 

ひとことで言うと全体的にダルいです。やっぱりエンタメなんだから盛り上がりがほしかったですね。ぼーっとした話を読まされるのは苦痛でした。

 

まとめ

久しぶりに全くよさがわからない作品を引いてしまいました。そういうこともある。テーマ自体は嫌いじゃないんですけれどね。

テンポの悪い作品は苦手です。

ヴァンパイアノイズム (一迅社文庫)

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僕は何度も生まれ変わる (角川スニーカー文庫)

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