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ブックワームのひとりごと

読書中心に好きなものの話をするブログです。内容の転載はお断りします。

誰も悪くないのに泥沼化する関係 『凪のあすから』1~13話までの感想

凪のあすから』を見ていました。

2クールで1クール目が第一部、2クール目が第二部となっているので、1クール目の感想をまず書いておこうと思います。


「凪のあすから」PV

 

あらすじ

廃校になった中学校から転校してきた四人の少年少女。彼らは「エナ」と呼ばれる特殊な皮膚を持つ海中の人類でした。彼らは地上の少年、紡と出会うことをきっかけにして、幼馴染の関係を変化させていくことに……。

 

みんないい子なのに苦労する

すさまじい多角関係ストーリーとして紹介されることが多いので身構えてたんですが、ストーリーやテーマ自体は爽やかで王道でした。

何より登場人物がみんないい子なんですよね。素直に応援できるキャラクターなので全員幸せになってほしいと思えます。でもたぶん全員は幸せになれませんよね……。

いい子だからこそ、他人を傷つけたくなくて自分の感情を抑え、素直になれず、また関係が泥沼化していく……というエンドレスな状況に陥っています。

全員何も悪くないのにどんどん事態がややこしくなっていくのは悲しいですが、それだけキャラクターの真剣さが伝わってきて魅力的でもあります。

 

海と地上に分かれた世界観の魅力

この作品の面白さは世界観の美しさです。

海中都市というテーマは何度か見たことはありますが、そこに風習や祭り、地上との関係、体質の違いなどが加えられて面白いものになっています。

そして海中の村の美しさは白眉ですね。ああいう場所に住んでみたいなあと感じます。こういうありえない世界を描くのは、ファンタジーの真骨頂だと思います。

キャラクターとしてはうろこさまの存在が好きです。何もできないといいつつ、結構村の皆を気にかけているところがかわいいです。それでも本質的には人間じゃないところがまた良いです。

そんな美しい世界観が13話ではああなってしまって……どうなることやら。

 

まとめ

世界観が好みですごく面白かったです。続きも楽しみ。

第二部からは話ががらっと変わるみたいなので恐ろしくもありますが……みんな強く生きてほしいです。