表紙の紺がかわいいですね。
男装少女が女の子の滑降するの、ベッタベタだけど好きです。
あらすじ
呪術を使う不良少年、アオオニと対決することになった紺。それに巻き込まれた山内くんは違和感を覚えます。神隠し事件の犯人は誰なのか。山内くんの災難体質の原因は何なのでしょうか。
紺のおばあさんこわい
この巻で光っていたのが紺の祖母、銀の恐ろしさですね。登場しただけで「あっこの人ヤバいな」と思ってしまいました。
未来予知の能力で状況をコントロールできることに加え、現代の倫理観から逸脱した考え方を持っています。この人には絶対に関わりたくないです。ある意味人外のほうが人でないだけ理解できそうな気がします。
ほとんどのキャラクターが善意の人であるだけに、異常者の存在がよりまがまがしく見えます。
でもかかわらざるを得ないのが山内くんの運命。自らの意思で銀の術中にはまる山内くんはかっこよかったです。
少年少女が困難に立ち向かっていくのはやっぱり王道でいいですね。
第一部・完 続きにご期待ください
一方で、終わり方が明らかに第一部完なので人におすすめしづらいですね……。一応小説家になろうに続きはあるけれど。
web小説発だからしょうがないこととはいえ、もう少しこれだけで完結したものだと嬉しかったです。
続きがあれば買いたいですが、本当に出るかはわからないデンジャラスな作品なので気軽に読んでと言いにくいです。
応援したい気持ちはあるので、作者の作品をちょこちょこ読んでいきたいなと思います。
まとめ
面白かったけれど第一部完!なので若干消化不良です。続き、書籍で出るんでしょうか。
でも男装少女を愛でたい人には全力でおすすめします。
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