ブックワームのひとりごと

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王子が王位継承を目指して隣国と権謀術数 秋目人『謀王』感想

謀王 騙王 (メディアワークス文庫)

ぐだぐだしていて続編に手を付けるのが遅れてしまいました。

 

あらすじ

嘘と策謀によって王位継承の権利を得たフィッツラルド。しかし即位には隣国の王の許可が必要だった。おりしも隣国も世代交代の時期であり、フィッツラルドは王位継承のさなかに策謀を巡らす。

 

ストーリーの情報量が多い

フツメンが頑張る話が好きな人間としては、表紙のフィッツラルドがイケメンになっててがっかりしたんだけれど、話としては面白かったです。

ストーリーの中の情報量が多く、がっつり楽しませてくれる作品です。その分把握するのが大変ですが、そこも含めて楽しいです。

ただ、読んだのがだいぶ前なので、設定を結構忘れていて思い出すのが大変でした。よくシリーズものの最初に「これまでの設定」を再確認してくれる作品がありますが、あれは必要なものなんですね。

それを入れるには尺の問題もあるでしょうが、入れてくれると助かったかもしれません。

 

「いい性格してる」キャラクターが最高

この作品のいいところは、キャラクターみんなが「いい性格してる」ところですね。

周りのキャラクターも、フィッツラルドのことを駒だと思っているところが最高です。

特にジェスタの姫君、リズのたくましさは読んでいて安心できるレベルです。敵対カップリング大好きなのですごくわくわくします。このままたくましく生きていってほしいです。

おそらく打ち切りなのでしょうが、1、2巻でとりあえずオチになるところまでたどり着いているので気軽に読むぶんにはいいかなあという感じです。

リズとフィッツラルドの権謀術数バトルが見たかったですが、私も面白いと思ってすぐ読まなかったので責任の一端はあるな……。読みたいものは早めに買わないとだめですね。

 

まとめ

おそらく未完の作品だと思いますが、話としては楽しめました。情報量が多いところが面白かったです。

いい性格をしているキャラクターが大好きなので、またこういう作品が出てくれるといいですね。

謀王 騙王 (メディアワークス文庫)
 
騙王 (メディアワークス文庫)

騙王 (メディアワークス文庫)