ブックワームのひとりごと

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白夜と極夜それぞれの時期にフィンランドで一人旅―トナカイフサコ『はじめてフィンランド~白夜と極夜 ひとり旅~』

はじめてフィンランド 白夜と極夜 ひとり旅

 

あらすじ・概要

フィンランドに一人旅をしてみたい! と思った著者。フィンランドは日本から飛行機の直行便があり、思ったより早く行けるのだ。フィンランドに降り立った著者は、そこで街を観光したり、買い物をしたりする。オーロラを見たいと思った著者は、極夜時期のフィンランド行きを決意する。

 

のんびりフィンランドの観光を知れる漫画

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この後半の展開がおかしいコミックエッセイを読んでから、ぜひ著者の他の作品を読んでみたいと思っていたのですが、『はじめてフィンランド』はコミックエッセイとしては普通の内容でした。残念なような安心したような。

 

個人的には極夜編のサウナのくだりが面白かったです。著者は極夜にオーロラを見に行ったのに空振りだったんですが、地元の人と一緒にサウナに入ってフィンランドのサウナ文化を体験します。

サウナが社交の場として扱われていたり、サウナに入るための作法が面白かったり……自分とは違う文化のことを知れるのは楽しいです。

日本のお風呂文化と似ているようで違う、サウナ文化。私はサウナ苦手だけれどそういうものにも歴史があると知れるのはいいですね。

 

観光情報としては他の作者のコミックエッセイで見たものも多く、その点はまあまあかな。それよりも白夜と極夜でどれだけ服を着こんだかの情報が面白かったです。そこ大事だよね……。

情報として重要なだけではなく、「何を着て旅をしたか」って旅行記としての生々しさが出るから好きです。何を持っていったのかも好き。

 

パネルでポンの漫画みたいな衝撃の展開はなかったですが、これはこれでのんびり読める漫画でした。