ブックワームのひとりごと

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学校をやめてダンスをした少女の青春―青沼貴子『かわいいころを過ぎたら アン18歳』

かわいいころを過ぎたら アン18歳 ~『ママはぽよぽよザウルスがお好き』 アンの思春期ルポ~

今日の更新は、青沼貴子『かわいいころを過ぎたら アン18歳』です。

 

あらすじ・書籍概要

手のかからない子だった娘、アン。彼女は高校二年生で、「学校をやめてダンスに専念する」と宣言する。著者は、アンの本気を信じて通信制高校に転校させる。果たして彼女は親との約束を守ることができるのか。

 

彼女の本気が大人を変えていく

派手で勉強嫌いで意地っ張り、でもどこまでもダンスに真面目な娘アンが愛しかったです。

親や教師など、彼女の本気が周りを変えていくのは気持ちがいいですね。

彼らも悪意があって学校をやめることを反対したわけではないけれど、決めつけがあったのも確かです。

私自身も「こんなこと上手くいくのか?」と思って、固定観念の強さに少し反省しました。普通の人生とは少し違うけれど、彼女は彼女なりに自分の学生生活を果たしました。そこに拍手をしてあげたいです。

 

通信制高校を卒業したアンは、最後に退学した学校の卒業式に向かいます。

こういう夢を追う話は途中で挫折することも多いですが、とりあえずはお金がもらえるところまで行けてよかったです。これから苦労もするだろうけれど、約束を果たした彼女ならなんとかなる。そう思える終わり方でした。

 

そこそこ前のコミックエッセイなので、アンはすっかり大人になってしまっているでしょう。

どこかで楽しく暮らしてくれているといいですね。

 

まとめ

女の子の青春、そしてそれを見守る親の物語でした。気軽にまねはできないけれど、こういう学生時代もあっていいと思います。

彼女の人生に幸あれ。

かわいいころを過ぎたら アン18歳 ~『ママはぽよぽよザウルスがお好き』 アンの思春期ルポ~
 
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