おはようございます。今日の更新は、Excel方眼紙への愚痴です……。
母親がExcelデータを持ち帰ってきて「これに描きこんで会社に出さなければならないから手伝って」と言われまして、そのデータが「Excel方眼紙」だったんです。
Excel方眼紙、生まれて初めて扱ったけれどこれは滅びるべき文明だと確信したので、その理由をここに記しておきます。
理由その1:セルの幅を調節しにくい
Excelのセルの幅を調節する場合、行や列の数字、アルファベットが並んでいるところをドラッグしてそれを伸び縮みさせます。
ところがExcel方眼紙でこれをやると枠線が隠れてしまいます。
そうすると幅を調節するために右クリックして行を増やしたり減らしたりする羽目になります。
これに気づくのにだいぶかかって、なぜ枠線が消えるのか首をかしげていましたよ。
理由その2:セルがアルファベット、数字に対応しない
基本的にExcelはA7、B10とアルファベットと数字でセルを表現します。ところがExcel方眼紙はセルの結合を多用するので、これがきちんと対応しなくなります。
すると「ここのAの…Aのなんとかを選択して」と話す羽目になります。やりにくい。
理由その3:行を追加しにくい
上から表を作っていて「もう一行増やしたいな」と思うことありますよね。普段は「列の数字を右クリック→挿入」で可能です。
しかしExcel方眼紙の場合これをやっても素直に増えない。セルの結合を多用しているからだよ!
仕方がないので罫線を引きなおしたりセルの結合を一部解除したりする羽目になります。
理由その4:Excelの教本がまったく頼りにならない
母親はExcelの教本を会社から借りてきていろいろ試していたんですが、ろくに動かせず私を頼ってきました。
そりゃそうだよ、Excel方眼紙のことなんかエクセル教本に書いてないもん!(書かれててたまるか)
なぜ、「ググったり本で調べたらなんとかなる」ようなテンプレートを作ってくれないんですか。世の中みんながエクセル方眼紙を作ったことがあると思うなよ!
まとめ
以上、Excel方眼紙を扱った人間の愚痴でした。
これを読んだらExcel方眼紙を提出書類のテンプレートにするのはやめてください。
たぶんなんですけれど、Excel方眼紙を作る人ってそれなりにExcelの操作がわかる人なんですよ。だからこそExcelがちょっとしか使えない人の気持ちがわからないんです。
テンプレートを作る場合は相手が編集しやすいデータにすることは大事って前の職場の肩が言ってた。それを胸に刻んでほしいです。