ブックワームのひとりごと

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イケメンがトンチキなことやってる感想しか持てない―斎藤岬『レオとマブ』

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レオとマブ~ふたりはさらざんまい~ (バーズコミックス ルチルコレクション)

今日の更新は、斎藤岬『レオとマブ』です。

 

あらすじ・概要

警察官として交番に勤めているレオとマブは、ある日謎の赤ん坊を拾う。彼女をサラと名付けたふたりは、交番で育てることにする。子育てと交番務めを両立するレオとマブの元に、さまざまな浅草の人々がやってきて……。

 

感想が思いつかない虚無漫画

あくまでアニメを見た人向けのおまけ要素としてはいいんですが、ひとつの作品として見た場合はかなり物足りません。シュールな世界観は原作通りだからいいとして、ストーリーにオチがありません。かといって、世界観の魅力でなんとかなるかというと……。

『さらざんまい』アニメ世界観の魅力というのはギャグっぽい世界観の中のはびこる暗喩、シリアスな愛のぶつかり合いだったと思うんですが、この作品の中にはどれもなかったです。

 

『さらざんまい』中のレオとマブは明確に付き合っているので一応BLなんですが、BLとしても男同士がわちゃわちゃしているだけなので感想を言いづらいです。

 

つまらないとか不快感があるほどではないんですが、「イケメンがトンチキなことをやっている」以上の感想が持てなかったというか……絵はかわいいしかっこいいんですけどね。

 逆に思いっきりつまらない方が感想は書きやすいんですが、この作品はそこにも行かなかったです。