あらすじ・概要
北海道で暮らしているイラストレーターの著者。彼女は食べるのが大好きで、自分で料理もする。そんな著者が北海道のおいしいものを漫画で紹介。巨大なラワンブキ、ジビエのエゾシカ、いろいろなチーズなど、北海道だからこそ食べられる魅惑の食材を語る。
深く考えずにおいしそうな食べ物に浸れる
あまり深く考えずに「おいしそ~」と読んでいられる本でした。絵柄もかわいらしく、イラストもデフォルメされつつもシズル感がありました。
一話ごとにおいしいものの紹介や、おいしいものを作っている牧場や畑で体験したことなど、そして簡単なレシピが描かれています。
紹介される食べ物は外国のものや郷土料理など、ちょっと珍しくて楽しそうなものが多いです。こういう「ちょっと珍しいもの」って食べてみたくなりますよね。
登場する食べ物も巨大なラワンフキやキャベツ、エゾシカなど、本州では気軽に食べられないものが多くて面白かったです。
私はフキが好きなのででっかいフキは気になりますね。フキのお寿司やフキの肉詰め食べたい。
しかしスローフードや手作りの暮らしをやたらと賛美するのは、ちょっと鼻につきました。ひまとお金がある人にこういうものを進めるのならいいんですが、そうじゃない人の方が多いですからね。
いや私に向かって話していないと言われたらそれまでなんだけれども。