ブックワームのひとりごと

読書中心に好きなものの話をするブログです。内容の転載はお断りします。

料理

正直すぎるパティシエと東大生と天然娘が店を運営して地域を幸せにする―杉本亜未『アマイタマシイ~懐かし横丁洋菓子伝説~【完全版】』

あらすじ・概要 甘いもの大好きな大学生川嶋と、政治家を目指す天然娘柴田は、天才パティシエの熊谷をスカウトしてさびれた駅前に店を構える。しかし熊谷は正直すぎるひねくれもので周囲と軋轢を生む。それでも何とか店を維持しようとする三人。ある日舞い込…

食いしん坊イラストレーター、北海道のおいしい食材を語る―すずきもも『おいしい大地、北海道!』

あらすじ・概要 北海道で暮らしているイラストレーターの著者。彼女は食べるのが大好きで、自分で料理もする。そんな著者が北海道のおいしいものを漫画で紹介。巨大なラワンブキ、ジビエのエゾシカ、いろいろなチーズなど、北海道だからこそ食べられる魅惑の…

脚本が男に都合良すぎるだろ―『シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~』

あらすじ・概要 高級料理店のシェフのアレクサンドルは、マンネリに陥っており、店のオーナーから「星を取らなければ出て行ってもらう」と言われていた。一方天才的な舌を持つジャッキーは、その一言多い性格で仕事を首になり、新しい仕事を探していた。ふた…

敵だらけでもないしドロドロしすぎてもいない―松山ルミ『新卒で”給食のおばさん"になりました~女の園は敵だらけ~』

あらすじ・概要 調理師学校を卒業した後、病院の給食を作る仕事に就いた著者。そこは、体力仕事と女同士の付き合いがあふれていた。B型をいじめるお局様、親切だけどクールな先輩。慣れない仕事に四苦八苦しながら、著者は給食の作り方を学んでいく。

調理によって失われる栄養素を実験室で調査―監修:吉田企世子『女子栄養大学 栄養のなるほど実験室』

あらすじ・概要 どうすれば効率よく食べ物から栄養素を摂取することができるのか、栄養を研究する人々が、実験室で調査。じゃがいものゆで方、ブロッコリーの加熱の仕方、レバーの血抜きなど、調理の仕方によって失われる栄養素の割合をケースごとにまとめる…

描写力によって「絵で語る」飯テロ漫画―鈴木小波『ホクサイと飯』

今日の更新は、鈴木小波『ホクサイと飯』です。 あらすじ 売れない駆け出し漫画家の山田ブン。うまくいかない創作活動に悩みつつ、彼女は料理をする。ぬいぐるみのホクサイを相手に、今日もおいしいものを食べるのだった……。

収入不安定な家族の明るい節約生活―森川弘子『年収150万一家 毎日のこんだて』

今日の更新は、森川弘子『年収150万一家』です。 あらすじ 夫はSF作家、妻はイラストレーター。生活が不安定なふたりは、節約しながら暮らしている。いかに食費を減らし、やりくしりて生きていくか。妻である森川弘子の節約レシピを紹介。

「温まりたい」という欲求から生まれた暖房の歴史 ローレンス・ライト『暖房の文化史 火を手なずける知恵と工夫』感想

『森薫拾遺集』に参考文献として載っていたもの。 honkuimusi.hatenablog.com 書籍概要 人間が寒さから逃れるために作り出した「暖房」。たき火から暖炉、ストーブ、薪から化石燃料へと、テクノロジーの進歩によってそのしくみは変わっていく。暖房から人類…

猟師による飯テロエッセイコミック 岡本健太郎『山賊ダイアリー』全巻読んだ感想

某所の私設図書館で知って、つい全巻読んでしまったシリーズ。 猟師のエッセイコミックというのが新鮮です。 あらすじ 猟師の免許を取得した著者。ウサギ、ハト、シカ、イノシシなど、野生動物を狩って食べる生活を始めます。猟師仲間との交流や罠の仕掛け方…

40分で一汁三菜

いつもは母がご飯の用意をしているんですが、母が忙しいときは私がやっています。 家族4人分の一汁三菜を40分くらいで作るというとびっくりされることがあるんですが、手抜きをすればそんなに難しくないです。 というわけで献立をちょっと紹介。