あらすじ・概要
突然伴侶を失い、悲しみにくれる著者。そんな中、子どもの発達障害が判明する。大黒柱として、家事労働者として働く一方、子どもの療育についても悩む必要が出てくる。てんやわんやの家庭で、著者が見いだした救いとは。
自分だけでは子育てできないことを受け入れる
『旦那が突然死にました。』の続編的漫画。面白かったです。
伴侶が亡くなってシングルマザーとして生きていかなければならないのに、子どもの発達障害が判明。空気が読めない、自分の欲求を我慢できない長男に振り回されます。
次第に追い詰められていく著者。しかし周囲の助けを借り、自分だけで子育てはできないことを受け入れることでだんだん精神が安定していきます。
療育は専門家に任せ、「自分は子どもの居場所であればいい」と自分の限界を受け入れる著者が印象的でした。
子育てのことをインターネットに書いていると、知らない人にあれこれ言われるのは大変そうでした。
私も著者について思うところがないわけではないですが、著者には助言してくれる友人がいるのだから、アドバイスは身近な人に任せればいいと思います。
それこそ子どもの発達障害の話をするときに「せせらぎもそういうところあるよ」と言ってくれる友人なのだから大丈夫だろうと思います。
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