ブックワームのひとりごと

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『ウクライナに行ってみた』りえぞう KDP 感想

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ウクライナに行ってみた 旅行記コミックエッセイ

 

あらすじ・概要

著者は東欧の国、ウクライナを旅した。ロシアとの関係を示す場所や、教会の数々をめぐる。大きな被害を出したチェルノブイリ原発事故の跡地や、愛のトンネルと呼ばれる場所にも行ってみた。日本ではわからないウクライナの観光地を紹介する本。

 

日本にいてもわからないウクライナの姿

地下シェルター代わりのやたらと深いところにある地下鉄や、ロシアとの関係を示す反乱や抵抗のエピソードなど、日本にいるだけでは想像がつかない話が盛りだくさんでした。

悪い過去として扱われるはずが、戦争が起こったことによってまた現代の問題になってしまったのが悲しいですね。

 

チェルノブイリ原発跡が観光地化されているのはそれでいいのか感あります。日本とは全然感覚違いますね。福島第一原発事故でこんなことしたらめちゃくちゃ怒られますよ。

しかし商魂たくましい人がいたとしても無残な事故であることは変わりません。周辺は廃墟になっていますが、もともとここに人が住んでいたと思うと悲しい気持ちになりますね。

 

バスに乗れなくて大慌てになったエピソードもすごかったです。帰国のため決まった時間のバスに乗らなくてはいけなかったのですが、バスターミナルに行ってもそのバスが来ません。著者は急に電車移動をする羽目になります。

こんなあてにならないバスターミナルあるんだと人ごとのように思いました。

 

 

 

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