⚡️ "【DOuBLES】同じ顔がいっぱい出てくるちょっとSF漫画"
最後まで公開できたのでモーメントにまとめてみました。https://t.co/1grVpGMU1E
— 麻日隆@鉤月のオルタ1巻10/6 (@ryuuasahi) 2017年11月18
Twitterで面白い作品を見つけたので紹介 。ちょっとRT数少なすぎでは? と思いました。
プロデビューしている作家さんの没作品らしいです。
あらすじ
何者かにさらわれ、密室に閉じ込められた主人公。彼は自分と同等の能力を持つロボットの制作を命じられる。アンドロイド作りに没頭するうちに、アンドロイドと友達のようになっていく。しかし、アンドロイドの能力が主人公の能力を超え始め……。
「ありがち」からの見事な方向転換
アンドロイドの能力が主人公の能力を超え始めたところから、「ああこういう感じの作品なんだな」と納得しかけましたが、事態は思わぬ方向へ進んでいきます。
その方向転換に無駄がなく、しかも読み返すとそのヒントがすでに与えられていたことにびっくりしました。
そして、ラストの大暴れシーンが象徴する皮肉が、なんだかやるせなかったです。一番人間らしかったのは誰なのだろう? と考え込んでしまいました。
ちょっとSFどころではない、深い洞察をもった作品だと思います。確かに難しい設定はなく、科学的整合性は薄いかもしれないですが、これをSFと呼ばずしてなんと呼ぼうか。
きっと好きな人が多い作品だと思うので、もっと読まれてほしいです。
まとめ
お金取れるレベルだと思うので、どこかで商業化されるといいですね。私はSF短編が大好きだから、またこういう話を読む機会があると嬉しいです。