刀ステの人間キャストに元宝塚の七海ひろきさんが来ましたね。
刀ステとは何ぞや?と思ったヅカファンのために解説記事を書いてみました。
参考にしていただければ幸いです。
原作「刀剣乱舞-ONLINE」とは何か
本題に入る前にまず原作ゲームのことについて簡単に説明します。
歴史を改変しようとする敵に対して、名刀の付喪神たちが過去に飛んで戦うタイムパトロールもの。プレイヤーは「審神者」となって刀たちを指揮します。
ゲームとしての面白さは……正直言ってあんまりありません。とりあえずレベルを上げて周回すればOK。ビジュアル面でもイラストはそれほど多くありません。シナリオも短い。
じゃあ何がすごいかというと……「自分の本丸」を作ることに特化しているところです。
- キャラクターに極端なステータス差がないので推し刀を使い続けられる。
- 好きな組み合わせで仕事を頼める(内番システム)。
- イベント報酬でもらえるキャラのイメージ曲がインスト。キャラソンではない。
などなど、ゲーム性が低い代わりに「あなたの本丸」のイメージを壊さないように公式が努力しています。
二次創作やメディアミックスで世界観やキャラクターを広げる前提の作品なので、このふたつに興味がないとあまりハマれないかも。逆にこのふたつがめちゃくちゃ好きだとこれほど居心地のいい場所はありませんね。
ちなみに刀ステは原作をやらなくても話にはついていけると思うけれど、出演するキャラクターやゲームシステムについてはざっくり調べておいた方がわかりやすいと思います。
歌仙兼定、にっかり青江、獅子王はレアリティが低いのですぐ入手できます。ちょっとプレイしてこれらのキャラを入手してみるのもありかもですね。
「舞台 刀剣乱舞」とはどんな舞台か?
「舞台 刀剣乱舞は」、ふたつある2.5舞台のうち、こちらはストレートプレイ版。といっても、オープニングや演出で若干歌ったり踊ったりすることがありますが、おおむねストレートプレイ。
ストーリー傾向としては、シリアス、燃え、アクションといったところですね。あととんでもない伏線を仕込んでいることが多いので、そういうのが好きなら楽しめると思います。
「虚伝」「義伝」「ジョ伝」「悲伝」と四部作である第一部が終了して、幕間の「慈伝」を挟み、「維伝」から第二部がスタート。今回の細川家の舞台は二部の二作目です。
間に「ジョ伝」の前日譚として「外伝」が挟まっていますがこれは見なくてもわかるので割愛。(でもいい話なので興味があれば見てください)
第一部は初期刀(審神者が最初に選ぶ刀のこと)である山姥切国広がメンター的存在である三日月宗近と一緒に成長していく話です。なんやかんやあったあと三日月はいなくなったということだけ覚えておいてください。(なんやかんやの内容はとてもネタバレなので詳しくは第一部を見てください)
第二部「維伝」は三日月のいなくなった本丸でもっと強くなろう! という感じだったのでおそらく新作もその内容を引き継ぐのではないかと思います。
第一部の最終作「悲伝」を除いてどうしても前作を見ていないと話がわからない、というシナリオではないので今回もそうなると思います。ただ「悲伝」だけは第一部の最後に見てくれよな!!
過去作はどこから見られる?
DMMがネット配信をしているので第一部は一通り見られます。ありがとうDMM。
「慈伝」と「維伝」は今のところ円盤しかないようです。
どういう順番で見ればいいのか?
全部見たい!
公演された順に見ましょう。
虚伝(初演)→虚伝(再演)→義伝→外伝→ジョ伝→悲伝→慈伝→維伝
登場キャラクターと関係のある作品を見たい
義伝(歌仙兼定)、慈伝(南泉一文字・山姥切長義)
悲伝にも歌仙兼定は出ますが、これをいきなり見るとネタバレなのであまりおすすめはしません。
一作完結のものを見てみたい
虚伝、ジョ伝、慈伝
この三つは一作できれいに終わっているので初心者にもおすすめです。
ただし慈伝はコメディなのでこのノリだと思って他の作品を見るとビックリします。
とりあえず前作を見たい
維伝
悲伝の要素が入ってるけれど見ていなくてもおおまかな筋はわかると思います。
チケットは取れるのか?
毎回申し込んでるけど、取れたのが悲伝と維伝だけなのでおそらくそれなりに倍率は高いです。ただこれはうっかりで先行を見落とすタイプの人間の感想なので、FCや会員制度を駆使して真面目にコツコツ申し込んでいる人はもっと上がると思います。
一応、毎回ライビュとLive配信をしてくれるので一度も見られないということはないんですが……演劇が好きな人はそれで納得はしないですよね。
以上、刀ステについての解説でした。
タカラヅカファンの皆さん、刀ステをよろしくお願いいたします。