ブックワームのひとりごと

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「魔法使いの約束」1.5部「きみに花を、空に魔法を」を読んだ感想

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魔法使いの約束 1st Anniversary Book/Under the moonlit (B's-LOG COLLECTION)

無料開放されている「魔法使いの約束」の1.5部を読んだので、その感想です。

ちなみにいつものことながら全然スマホゲームが続かないので、マナ石を貯める→イベスト解放キーを購入してイベントストーリーを読んでいくという邪道なプレイの仕方をしています。

 

あらすじ・概要

五か国の和平会議のに参加することになった賢者とその魔法使いは、準備に追われていた。そんな中、賢者の魔法使いたちは謎の魔女たちに出会う。彼女らは伝説の魔獣を操り、意味深な言葉を魔法使いたちに残していった。魔女たちの行動は、ひとりの魔法使いが関係しているようで……。

 

劇場版魔法使いの約束

「劇場版 魔法使いの約束」と言っている人がいたけれどまさしくそんな感じでした。本編と関係しているけどメインストーリーというわけではない展開、華麗なドンパチ、印象的なゲストキャラ。長寿アニメの劇場版っぽい。

 

ストーリー的にはまた魔法使いが激重感情持っている……って感じでした。長生きすると激重感情持ちがちになるのでしょうか。コミュ障ふたりが衝突して事故ったような話でした。あとムルはいろいろ反省してください。

 

メインキャラの中ではシノに関する展開が印象的でしたね。とにかく武勲を上げたい! という魔法使いなのに権力志向が強いシノのキャラクターは好きですし、そのシノを見て腹をくくったヒースクリフのせりふもよかったです。

魔法使いは心で魔法を使う、というのは精神論に流れがちになりそうなのに、うまく表現してご都合主義にならないところはさすがです。

 

ただ、今回はまほやくのシステムにシナリオが合ってないなと思いました。魔女たちの立ち絵がないので、魔法使いが虚空に話しかけているんですよね。違和感がすごいので魔女たちの外見はほしかったですね……。予算とか表現の関係でできないんだろうけれど。

この辺はちゃんとイベントでバトルをこなしながらだと印象が変わるのかもしれません。

 

ノベルゲームの限界を感じるところもありましたが、安定した面白さがあり、楽しめました。