あらすじ・概要
弁護士、ファルコンと助手のスパロウソンは動物たちの弁護を頼まれ、事件を調べていくことになる。時はフランス革命の時代、第二共和政を目指す団体の暗躍もある。ファルコンとスパロウソンはパリの闇を暴くことができるのか。
フランス革命をテーマにしたミステリゲーム
ダジャレが飛び交うトンチキコメディミステリかと思ったら、だんだんシリアスになってハラハラする作品でした。
話がシリアスになるにつれ、スパロウソンの軽いノリがありがたく感じます。作品の清涼剤。
システムは証拠を集めて謎を解くというよくあるもの。しかし独特の世界観やビジュアルで個性が出ているのがいいですね。
動物キャラクターの外見は著作権切れの作品を元にしているようです。音楽もクラシックから取っているものが多いです。一から作るコストを減らして、世界観も作り込むところが面白いですね。
ゲームはフランス革命時代のパリを舞台にしています。話を進めると、実在した人物の名前も出てきます。フランスの歴史を知っているとニヤリとできるかもしれません。
作中のわからない言葉を調べると、どれも歴史上あった概念や存在なのが面白いです。
エンドは3つです。
ベストエンド以外の結末があっさりして見えたので、この辺はもっとがっつり見たかったですね。ベストエンドを食ってしまうからこの終わり方なのかもしれないですが。