ブックワームのひとりごと

読書中心に好きなものの話をするブログです。内容の転載はお断りします。

『ザ・スーパーマリオ・ブラザーズ・ムービー』感想

このブログには広告・アフィリエイトのリンクが含まれます。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー

 

あらすじ・概要

配管工の兄弟マリオとルイージは、ブロックやアイテムが存在する不思議な世界へ迷い込む。マリオはルイージを捕らえた悪の首領クッパを倒すために、ピーチ姫に協力することとなる。クッパはピーチ姫に恋愛感情を抱いており……。

 

細かいことを考えず楽しんでほしい娯楽作

細かいことを考えず頭空っぽにして見る映画。ダラダラ視聴するのに最適だと思います。

 

序盤で異世界トリップが始まって驚きましたが、配管工が世界を救う設定であるのなら異世界トリップぐらいはするかもしれない、と気を取り直して見ました。

 

好きだったのがピーチ姫の描き方です。フィジカルの強い女性ですが、人に気を遣うような性根の優しさもあります。かわいいとかっこいいが両立した女性でよかったです。こんな女性であれば、クッパも恋に落ちるよなあ……という納得感があります。

 

クッパのキャラクターも面白かったです。お姫さまをさらう怪物でありながら、少女漫画に憧れがを抱く女子高生のようでもありました。この作品がマリオ主人公でなかったら、幸せになってほしかったです。

言葉の節々から「ピーチ姫が大好き」という感情が迸っていて愛しいです。それはそれとして、誘拐はダメですが。

 

しかし、私はスーパーマリオというジャンルに詳しくないので、「ファンには面白いのだろうけど、私にはわからないなあ」というシーンが多かったです。よくも悪くもファン向けの作品で、マリオに詳しくない人間へのサービスは薄かったです。それはそれで私がターゲットでないだけとも言えますね。