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二人はひとつひとつは二人 桜庭一樹『GOSICK5 ベルゼブブの頭蓋』感想

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『GOSICK5 ベルゼブブの頭蓋』を読みました。

 GOSICKはこのライトノベル版の挿絵入りのほうが好きで、探して読んでいるんですが、最近はなかなか見かけないですね。

 あらすじ

父親によって、「ベルゼブブの頭蓋」と呼ばれる修道院に連れていかれたヴィクトリカ。彼女を連れ戻すために、久城一弥は列車に乗って修道院へと向かう。しかしその修道院で陰惨な殺人事件が起こり……。

両想い、なのかな?

限りなく両想いっぽいんですがこの二人別に告白しているわけではないという。ある意味告白よりも恥ずかしいこと言っているじゃないですか……。

でもこういう展開は好きです。もっとやってくれ! でもまだまだ前途多難なんでしょうね……。

コルデリア・ギャロもほんの少しですが登場し、少しずつこの物語も全体の構造が見えてきたような気がします。謎が謎を呼ぶ展開ですね。

そしてやっぱりこの作品の雰囲気はとても好きですね。ライトノベルだからもちろん嘘は含まれていると思うんですが、ヨーロッパの雰囲気がとても好きです。上手に嘘をついているんでしょうね……。

ヴィクトリカはかわいいし、久城もがんばっているので応援したくなる二人です。

まとめ

はたから見ると恋人みたいな二人なのにまだくっついていない話でした。

気になる引きで終わったので、続きも早く読みたいですね。

GOSICK  ―ゴシック― (角川文庫)

GOSICK ―ゴシック― (角川文庫)

 

 

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