『文字のつくりかた』を読みました。
デザイン関連について調べているのでその中の一冊。
書籍概要
ロゴやフォントを中心に、デザインにおける「文字」について語る本。博物館からコミックや本の装丁、お菓子のロゴ、筆文字など、豊富な実例とともに、文字のなりたちが紹介されています。
「文字」のなりたちが面白い本
「デザイナーがわざわざロゴについて説明しなければいけないロゴは駄作だ」とはいろいろなところで見かける意見ですが、それでもやっぱりデザイナーの工夫したところや思いを込めたところを知りたいというのも事実です。そういう気持ちに応えてくれる本でした。
個人的に好きなのは、昔の看板文字をフォント化していくプロジェクト「のらもじ」ですね。世の中にこんなにかわいい文字があったんだなと気づかされました。HPがあったので貼っておきます。
コミックの装丁について書かれているのも興味深かったです。なかなかコミックデザインについてこういう本で見かけることがないので。ページは少ないですが、「かっこよくなりすぎない」というところにはなるほどなと思いました。
そのほかにも資生堂書体や、にほんごであそぼの書体など、普段見かける書体について知れたのがよかったです。
まとめ
いろいろな文字が見られて、面白かったです。こんな風に文字を使いこなせれば楽しいでしょうね。
もっと文字を操れる人間になりたいですね。