ブックワームのひとりごと

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小説のようなアニメーション 『秒速5センチメートル』感想

秒速5センチメートル』を見ました。

『君の名は』が気になっていて、ためしにこっちを見てみようかなということで見ました。


「秒速5センチメートル」予告編 HD版 (5 Centimeters per Second)

あらすじ

小学生のころ、仲良しだった女の子、明里。遠野は彼女と文通を続けます。遠野は明里に会いに行くことを決意します。中学生にとってはとても長い距離。そして大雪によって電車が遅延し、遠野は焦りを募らせていきます。二人を中心にした連作短編映画。

映像を使った小説

見ていて思ったのはとても小説っぽい映画だということです。主人公のモノローグがとても多くて、映像そのものもそれを補完するように描かれていきます。新海誠のウィキペディアによると村上春樹SF小説のファンらしくて、なるほどなーという感じ。NHKで時々やっている、てれび絵本 を思い出しました。

オチを評価する人と大嫌いだという人に分かれていたので、ひやひやしてみてたんですが、私的にはわりと普通のオチでした。こういう結末は小説で見たことあるからあまりびっくりしなかったです。ただ、エンターテインメントとしての映画を期待している人は確かにがっかりするでしょうね。この話そのものが、あまりアニメ向きの話ではないのかもしれません。それをあえてやるところは勇気がありますが。

風景はとても美しいのでそれだけでも見る価値があります。一枚の絵みたいです。どこを切り出しても絵になるアニメーションです。この風景を紙にして家に飾ったらアニメ関係なくかっこいいんじゃないでしょうか。

まとめ

個人的には好きですが、嫌いっていう人の気持ちも正直わかるかもしれません。ポエミーだし。

でもこだわりを捨てられればきれいな映画でした。

言の葉の庭のほうがオチがはっきりしていてわかりやすかったですね。

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