Twitterでフォローしてる方が絶賛してらしたので、『ちはやふる 上の句』を見てきました。
原作に関してはかるたと三角関係の話だということを人づてに聞いたくらいの知識です。
あらすじ
高校にかるた部を作ろうと部員を集める千早。幼なじみの太一は千早への恋心もあってそれを手伝います。初心者を含めた新しいかるた部は、全国大会に行くことができるのでしょうか。
かるたモンスターこわい
あんな美人な女優さんを使っておきながらあの演技をさせることにびっくりしました。主人公千早がかるたのことしか考えてなさすぎた。白目で倒れるところが本当に怖いです。かるたモンスターに振り回される太一かわいそう。
森絵都の『DIVE!!』を読んだときにも感じたんですが、スポーツで一番になりたいという人はある程度傲慢でなければやっていけないのかもしれません。そうでないと「一番でなくてもいい」と思ってしまうでしょうしね。
個人的にありがたかったのが回想シーンがかなり短かったことです。回想シーンが長いと自分がどこの話を見てるのかよくわからなくなることが多いので。短いからといって回想部分が面白くないわけではなくて、ちゃんと印象に残るような内容だったのでよかったです。
あと脇役の演技もよかったです。見てる人がムカつくような敵役がいるんですが、その演技がまた感情が乗っていてこいつやなやつだなー! と心から思えました。でもラストになってくると彼もかわいそうになってきます。対して台詞があるわけではないんですけど心に残るキャラでした。
まとめ
きっちり作りこまれててよくできた実写化だなあと思いました。お金もかかっていそうです……。
下の句を見るかはわからないんですけど、上の句だけでも結構見どころはあるのでそれだけ見ても面白いのではないでしょうか。