ブックワームのひとりごと

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ボーイミーツガールからのハーレム展開つらい―阿部藍樹『白翼のポラリス2』

白翼のポラリス2 (講談社ラノベ文庫)

今日の更新は、阿部藍樹『白翼のポラリス』です。

相変わらず表紙がハイセンスだなー。

 

あらすじ

父親アカーシャと再会したシエルは、荷物としてある人物を預けられる。彼女はボレアスの皇女シュリ。政変から逃げ出した彼女を守り、ふたたびアカーシャに引き渡すことを依頼される。

 

 

面白かったけど期待とは違った

まずハーレム展開に持っていかれてしまったのががっかりきてしまいました。

いやハーレムが嫌いというわけではないんですが、あれだけステラとシエルが運命的な出会いをしておいて、新しいヒロインが来てしまうのが悲しかったです。

シュリかわいいですよ! かわいいけど! やっぱりシエルを助けるのはステラであってほしかった!

私は存外貞操観念が強いのかもしれません。

ステラはシエルのパートナー、ヒロインと言うよりもうひとりの主人公として扱ってほしかったです。

 

1巻のときも強引なところはところどころあったけれど、2巻になってもそれが引き続いていました。

1巻の最大のツッコミどころ「政略結婚の道具であり国の象徴でもある王族を、スワローとして飛行機に乗せるのはいかがなものか」というのが何も解消されていなかったです。

ステラもそうだけど、為政者がわりと勢いで判断していて、いや王族がそんなノリで大丈夫か? という気分になります。

この辺は私のこだわりだろうけど。

 

厳しいことを言ってしまったけれど、これが『白翼のポラリス』の2巻でなければもう少し好意的に評価できたと思います。

空戦はかっこいいし、女の子たちはかわいい。ストーリーも熱い。文章はライトノベル作家の中ではとてもうまい。

ただ、期待していたのと違ったんですよね。これが書きたかったと言われればそれまでなんですけれど……。私はステラとシエルがふたりで事件を解決したり冒険をしたりするのが見たかったよ。

 

まとめ

「面白いんだけど期待とは違った」という感想ですみません。読者っていうのはわがままなんだ。

 1巻だけ読んでおけばこんな思いをすることもなかったでしょう。

白翼のポラリス2 (講談社ラノベ文庫)

白翼のポラリス2 (講談社ラノベ文庫)

 
白翼のポラリス (講談社ラノベ文庫)

白翼のポラリス (講談社ラノベ文庫)