ブックワームのひとりごと

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怪獣映画を見ていたはずが、ゴリラとおっさんのブロマンスを見せられている―『ランペイジ 巨獣大乱闘』

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ランペイジ 巨獣大乱闘(吹替版)

今日の更新は、『ランペイジ 巨獣大乱闘』です。録画していたのを見ました。

 

あらすじ・概要

遺伝子操作実験の失敗によって、複数の動物が巨大化。霊長類学者デイビスは友人の白いゴリラ、ジョージを巨大化させられたことから、巨大化にまつわる大騒動に巻き込まれることになる。ジョージを守り元に戻すため、ケイト・コールドウェル博士と協力し、奔走するが……。

 

こんな人におすすめ

  • おっさんとゴリラのブロマンスに興味がある人
  • 頭空っぽにして映画を見たい人
  • ドンパチ描写が好きな人

 

おっさんとゴリラの激重友情を見せられている

えっ何? 何これ……おっさんとゴリラのブロマンスなんだけど……。

一応、主人公には女性の相棒キャラクターがいますが、おっさんに助けられるのはゴリラ、おっさんを救うのもゴリラ、おっさんと特別な絆を結びラストシーンで感動的な展開を迎えるのもゴリラ。ゴリラのための映画じゃないですか!?

実質ゴリラがヒロインじゃないですか。どうなってるの?

そもそも霊長類学者デイビス自身の優先度が、ゴリラのジョージ>>>>>超えられない壁>>>>>人間なので、だいぶヤバい男に見えます。普通、人間に危害を与えた生き物は殺処分を検討すると思うけれど、この男は平気でジョージをかばいますからね。この状況でゴリラを守るのはやばいですよ?

巨大な動物同士のドンパチな戦いや、人が安易に死んでいく感じも面白かったんですけど、おっさんとゴリラの激重友情でいろいろな感想が飛びました。

 

ゴリラしか友達がいなさそうな、狂気の霊長類学者デイビスも恐ろしいですが、この作品は基本人間が愚かなので、もう動物の勝利でいいんじゃないかなと思えてきます。その分人が死んでも罪悪感がないので逆によかったです。

 

設定にはいろいろツッコみどころがありますし、そこは無茶なのでは……という展開も多々あります。ただ、上記のブロマンスと展開のテンポのよさでどうでもよくなってきます。やりたいことが明解なので、何となく愛しくなって好きになってしまうタイプの作品ですね。

休日にポップコーン片手にだらだら見るのが最適な映画です。

ランペイジ 巨獣大乱闘(吹替版)

ランペイジ 巨獣大乱闘(吹替版)

  • 発売日: 2018/07/20
  • メディア: Prime Video
 
ランペイジ 巨獣大乱闘(字幕版)

ランペイジ 巨獣大乱闘(字幕版)

  • 発売日: 2018/07/20
  • メディア: Prime Video