この間の双極性障害の記事がはてなブログ経由で案外読まれて嬉しかったです。
というわけで追加の記事。今回は双極性障害の病状安定にやってよかったことをまとめました。
- ちゃんと通院する
- ちゃんと睡眠時間を確保する
- カフェインの取りすぎに気をつける
- 認知行動療法をやる
- 対人関係社会リズム療法をやる
- 病気について相談できる人を見つける
- 双極性障害についての本を読む
- ネガティブすぎない体験談を読む
- 頭を使わない趣味を持つ
- 病気のことを秘密にしすぎない
ちゃんと通院する
当たり前すぎること言うなという感じかもしれませんが、双極性障害のかなりの割合の人が通院を途中でやめてしまうらしいです。
ちゃんと病院には行きましょう。
ちゃんと睡眠時間を確保する
これも初歩の初歩ですが一番大事です。
疲れているときは潔く寝るのも大事。
カフェインの取りすぎに気をつける
カフェインを取り過ぎると躁うつの波が激しくなるうえに、寝つきが悪くなるのでほどほどにしています。
認知行動療法をやる
うつ期のときはとにかくストレスに敏感になってしまいます。少しでもましになるように認知行動療法をやっています。
カウンセリングでやる人もいますが、こういう本を買って自分でやるだけでも大分違います。
対人関係社会リズム療法をやる
ざっくり言うと毎日の気分変動・睡眠時間や人に会った時間を記録して表にするだけの療法です。
そんなもの効くのか? と思われるかもしれませんが記録しているうちに躁うつのトリガーがわかってくるので気分のコントロールがしやすくなります。
病気について相談できる人を見つける
患者は何だかんだ精神疾患のプロではないので、個人でできることには限界があります。こういうときどうすればいいのかな? と相談できる人が必要。
主治医がそれになれたら一番なんですけど、有能な精神科医ほど多忙であることが多いのでなかなかゆっくり時間が取れないんですよね。
だから福祉サービスの支援者や医者以外の医療従事者で相談できる人を見つけておいた方がいいです。
双極性障害についての本を読む
医者や医療従事者から聞く「双極性障害の知識」には限界があります。なので自分で勉強しましょう。
薬のこと、治療方針のことがわかってきます。
私も双極性障害についていろいろ本を読んでいますが、その中から一冊選ぶならこれです。
ネガティブすぎない体験談を読む
「ひとりで解決する」のには限界があります。だから他の人の体験談を読んでみるのもひとつの手です。
ただネガティブすぎるものは逆に落ち込む可能性があるので、ほどほどにポジティブなものを選んでいました
個人的なおすすめはこの2冊。
頭を使わない趣味を持つ
躁うつの波は、体の疲労というより頭の疲労がトリガーになることが多いです。
だから頭を使わない動画をだらだら見る、音楽を聴きながらぼんやりする、など頭を使わない趣味を持つことが大事になってきます。
私がよく読んでいるコミックエッセイもそのひとつですね。
病気のことを秘密にしすぎない
あまり病気についてこそこそしてると逆に追い詰められていきます。
言えそうな人には言っちゃったほうがいいです。
ただ見境なくカミングアウトしているとやはり意地悪な人も寄ってくるので、塩梅が大事ですね。
以上です。参考になれば幸いです。