「likebook P6」を買ってみたのでその感想です。
どうしてlikebook P6を買おうと思ったのか
買ってみた理由は好奇心の面が大きかったです。電子書籍専用端末というのを触ってみたかったのです。
疲れ目や安眠の視点からも、電子書籍端末に興味を持ちました。
夜に電子書籍を読むと目がチカチカして眠りづらくなる気がしていました。おそらくスマホやタブレットの光のせいでしょう。
光が少ない、モノクロ表示しかできない電子書籍を読んでみたくなりました。
「likebook P6」はAmazonでは売っていない
「likebook P6に」はAmazonに販売ページがないみたいです。
某通販サイトから型落ちで購入したので新品で売っているページに誘導しづらいです。
↓サイズ違いの端末や、新しいバージョンの端末はAmazonで売っているようなのでチェックしてください。
メリット
薄い・軽い
文庫本と同じA5サイズですが、軽くて薄いです。
タブレット端末を持ち歩こうとすると重たいですが、これは軽いので気軽に持ち歩けます。
私は紙の本とこの電子書籍端末を両方持ち歩いています。100均のジッパーファイルに入れると水滴も防げてちょうどいいです。
文庫本や新書と同じケースに入れられるのがいいですね
A6ジッパーファイル(ホワイト) | 【公式】DAISO(ダイソー)ネットストア
目が疲れない
目が疲れないのは本当に助かります。夜寝る前に電子書籍を読んでも罪悪感がありません。
漫画本をグレー背景で読める
これはめちゃくちゃ大きかったです。
電子書籍アプリをセピアモードやダークモードにしても漫画は背景が白くなってしまうんですよね。結果、目がチカチカしてしまいます。
元々の画面がグレーなので見やすいです。
片手で操作できる
薄いので片手で操作できます。これは他のタブレットにはないメリットです。
片手で読めるということは、電車内で吊革を持ったまま使用できますし、料理の途中で電子レンジの温め終了を待っている間にも使えます。
また、後述するながら読書にも有効です。
ゲームを周回しながら読書できる、実質的な2窓
買ってみて気づいたんですが、端末がもうひとつあるということは物理的に2窓ができるということなんですよね。
つまり、ゲームを周回しながら本が読めるし、参考文献を読みながらスマホで文章が書けるということです。
いくら複数の情報を見比べることができるといえども、重たいタブレットでは持ち歩く気がしません。この薄さであれば出先で2窓しようと思えます。
スペックが低いので逆に読書がはかどる
画面が白黒なだけで中身はAndroidのため、おおよそのアプリはDLできます。しかしスペックが低いのでTwitterやdiscordを入れる気にはなりません。
結果的に、読書だけに集中できる端末になっています。余計なことに気が散らずに読めるのはいいですね。
ほとんどの電子書籍アプリに対応している
OS自体はAndroidなので、ほとんどすべての電子書籍をインストールして使うことができます。
AmazonKindlpaperwhiteeや楽天koboの端末はそのアプリ専用の端末なので、よその会社から購入したアプリは使いにくいです。
好きなときに好きな電子書籍アプリを使用したいときには最適です。
デメリット
電源オフからの起動はそこそこ時間がかかる
放っておくと電源オフになりますが、そこからの起動にはそこそこの時間がかかります。手持ち無沙汰だな……と思うくらいには長いです。
YouTube見ながらのように何かのついでに起動するのであればいいのかもしれません。
漫画の画質が悪い
気にする人は気にするだろうけれど個人的にはあまり気にならないデメリットです。紙媒体でもガサガサのコミック紙に印刷するとこれくらいの画質になる気がします。
ただ、漫画家の立場ではもっといい画質で読んでほしいかも。
ときどき動作が重い
うちの通信回線の問題もありますが、動作はもっさりしているときがありますね。電子書籍をまとめてDLするときは結構時間がかかります。
作品のDLも映画を見ながらなど、手が空いているときについでにやっておくのがいいでしょう。
中華製品なので日本語が怪しい
日本語対応はしていますが、中華製品なので日本語が怪しいです。
それでも使えるので大きなデメリットではありません。
ときどき何言っているのかわからない機能があります。
メリットとデメリット総合すると買ってよかった
結論として買ってよかったと思います。
ただ、電子書籍専用端末を買っても「これでしか電子書籍は読まない!」というわけではなく、スマホやタブレットでも電子書籍を読み続けています。
買ってよかったけれど、必須のものではないというところでしょうか。
ただ、読書の選択肢が広がったところはよかったです。
以上です。参考にしてもらえると幸いです。