あらすじ・概要
初の大型ライブで大失敗をしてしまったフランシュシュたち。マネージャーの巽は一時的に自暴自棄になるが、復活した。借金を返してアイドルとして活躍するため、フランシュシュたちはアルバイトをしながら芸能活動をする。
災害をオチに使うのは考えものなんじゃないかなあ
前作でいい感じに終わったあと、アイドルたちが借金を返すために泥臭く働いていて笑いました。
明るく佐賀のローカルネタを扱うところは変わらず、楽しく見られました。
アイドルが恋愛していいかという話で「必ずしも否定はできない」と言うところが好きです。しかも、アイドルの少女が恋をし、大人の男性がそれをきっちり振るのも好きでした。
突然加入して突然脱退するキャラもいて、ゲラゲラ笑いつつ、その理由もいいだろうなと思いました。
アイドルだから○○しなければいけない、というような強迫観念があまり感じられないところが楽しいです。
前半がいいだけに、ラストで災害を扱ったのは失敗だったのではないか、と思います。
規模的に多くの人が亡くなったであろう災害を描いておいて、コメディをやったりアイドルをやったりしている場合ではありません。
ラストのライブも、はすに構えた見方をすると「災害を寝ネタに客を集めた」となってしまいます。
コメディとして扱うには、私にとって災害はリアルすぎました。