あらすじ・概要
著者は夫とともに、アメリカ横断の旅に出る。アメリカでレンタカーを借り、陸路で西海岸から東海岸を目指す。そこで出会ったアメリカのグルメや観光地。アメリカ大陸の豊かな自然に感動する。
アメリカ横断エッセイは珍しいので面白かった
アメリカ横断のコミックエッセイは初めて見たので、新鮮で面白かったです。
しかもレンタカーを借りて車で移動するというもの。個性的という点では突出しています。
日本は山がちな地形です。アメリカの広い大地を車で移動するというのは日本ではできない体験でしょう。こういう旅ができるのはうらやましいですね。
長時間運転するので、疲れを前提とした工程を組むところも面白かったです。
ラスベガスに寄ったり、ディズニーリゾートに寄ったり、アメリからしい観光地が見られました。
登場するアメリカの食事もおいしそうでした。
私も甘じょっぱい系の食べ物が好きなので著者とは話が合いそうです。
ただ、恐ろしくカロリーが高いものばかりです。作中のふたりも肥満のことを気にしながら旅をしていました。旅で節制するのは無粋とはいえ、14日もあると健康への不安がありますね。
アメリカだと生野菜を食べられないということも興味深かったです。野菜好きは長期旅行になるとつらいですね。
食べたいと思いつつ、私はサイズ的に食べられないかもしれません。(日本ほど食べ物を残す忌避感がないらしいですが)