あらすじ・概要
海外で起業したいという夢とともにインドにやってきた著者。南インドは豊かな食文化にあふれていた。南インドで食べたいろいろな食事、スイーツや、インドで仕事をする上での苦労、インド人の優しさを描いたコミックエッセイ。
南インドで起業してインド料理を食べまくる
食べ物関連のコミックエッセイは多いんですが、「南インドで起業する」というのがなかなかない状況で面白かったです。
海外で仕事をする人はガッツがあって面白いです。どうやって商売を軌道に乗せたのかは、ビジネス面で興味深かったです。
登場するインドの人がみんな親切で、気持ちのいい雰囲気だったのがよかったです。距離感が近くて家族のようです。本当はみんながみんな善人じゃないかもしれませんが、優しい漫画で癒されました。
多民族・多宗教で、宗派によっても食のタブーが分かれるインドには多様な食べ物があります。菜食主義の人が多いので肉を使わないメニューも豊富です。
定番のカレーから、付け合わせ、飲み物、スイーツなど大量の食事が出てくるのが面白かったです。情報量が多いです。
そして著者(原案者)がノリノリでご飯を食べるのも元気そうでよかったです。明るい内容でした。