ブックワームのひとりごと

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『気が合う女友だちは三千里たずねなくてもいる』青沼貴子 バンブーコミックス すぐパラセレクション 感想

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気が合う女友だちは三千里たずねなくてもいる (バンブーコミックス すくパラセレクション)

 

あらすじ・概要

子どもの成長に応じていろいろなところでママ友を得てきた著者。彼女が自分の過去を振り返りながら、友達とうまく付き合うコツ、友達の作り方を語る。積極的に行かないと手に入らない、ママ友ゲットの極意とは。コミュニケーション能力が高い娘や友人のテクニックも紹介

 

積極的に話しかけてくれる人はうれしいよね

他人との距離感について考えたくなる内容でした。面白かったです。

私自身はコミュ力がないので、ちゃんと友達付き合いが続けられるだけで尊敬します。

 

うまくいかないときは距離を置く、相手に会いたくなったら自分から話しかける、と自他境界線の引き方がうまいです。

また、この人は面白そうと思ったら積極的に話しかける著者がかっこよかったです。話しかけられたら好きになっちゃいますね。

生きていたら気に食わない人に出会うかもしませんし、そのとき無理に付き合いを続ける必要はありません。

今合わないなと思う人でもいつかは再会するかもしれない。そのときのために完全に嫌いにならないでおくという著者の優しさがよかったです。

 

そしてこの内容のコミックエッセイを、友人の許可を得て書いていることがほっとします。コミックエッセイは好きですが、何でもかんでも書いてしまうことには恐ろしさがありますもんね。こうして相手にフェアな形で描こうとしている人は信頼できます。

でも、許可を取るのも大変だろうからそれもコミュニケーション能力のひとつでしょうね。

 

 

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