あらすじ・概要
DL同人を売っているパート主婦の著者は、Kindle Unlimitedで著書が跳ねたことをきっかけに確定申告しなければいけないほどには収入を得る。Kindle Unlimitedで跳ねるまでの経緯、これからDL同人をやる人へのアドバイス、そしてこれからやりたいことを述べる。
Kindle Unlimitedで跳ねたけどそこまでが楽ではない
パート主婦がオリジナル小説で収益化を目指す話。
相変わらずシビアで面白かったです。内容は過去の作品と被る部分もあるので、今回は新しい情報について書いておきます。
Kindle Unlimitedでの出版が当たって確定申告しなければいけない程度に利益が出ましたが、「じゃあKindle Unlimitedに入れればいいんだな?」とならないのが世知がらいです。
Kindle Unlimitedは読まれないときはまったく読まれないので、無名の人がKindle Unlimitedで出すとそのまま埋もれてしまいます。Kindle以外の場所で露出度を上げることが求められます。
この「絶対に儲かる」とは言わない正直さが好きです。創作活動って基本的に儲からないですからね……。
趣味のものを売るとどうしても辛辣なレビューが来てしまいますが、これは「仕事だから」と言い聞かせることで乗り越えようとしているのが面白かったです。お金のためだから、仕事だからが上手くいく理由なのは興味深いです。
『書いた同人小説を売りたいのでいろいろやってみた!』倉くらの KDP 感想