ブックワームのひとりごと

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森の奥の洋館で人が消え続ける 小野不由美『ゴーストハント5 鮮血の迷宮』感想

ゴーストハント5 鮮血の迷宮 (幽BOOKS)

メタル系の紙に印刷されていてめっちゃギラギラした本です。

 

あらすじ

日本国の元首相から依頼を受け、森の奥の洋館にやってきたナルたち。そこは人が消える館だった。集められた他の霊能力たちと一緒に捜査を開始するが、人々が次々に消えていく。果たして彼らはどこへ行ったのか。

 

幽霊の正体怖い

麻衣が、館で死んだ人の夢を見るシーンがめちゃくちゃ怖かったです。あのシーンはコミカライズ版でも怖かったですが、文章でも凄みがありますね。誰かの死を追体験するなんて怖すぎる……。

そして明かされた、屋敷の幽霊の正体もすっごく怖かったです。死んでからずっと、館を彷徨い続けていたんだなと思うと……本当に怖いです。

展開やシチュエーションが映像映えしそうだし、この巻が映画化されると面白いだろうなと思います。キャラたちの再現が難しそうですが。

最後にはなんとかなってよかったですが、そのなんとかなった方法もなかなか哀愁がありました。どうにもならないんですよね……。

 

真砂子、殊勝になる

麻衣に対してツンツンしていた真砂子も、麻衣のESP能力を認め始めていてかわいかったです。ちゃんと能力のある人には敬意を示そうとするのが、腐ってもプロだなあと思いました。

彼女も悪い人ではないんですよね。嫌味がやたらと上手いだけで……。

しかし彼女がナルのどこが好きなのかはよくわかりません。顔? 倫理観がしっかりしてるところ? たまーに優しいところ? あれ結構可能性はあるな……。

ともあれ恋をしている真砂子は可愛らしくて良かったです。一応麻衣のライバルにあたるんでしょうが、こっちも応援したくなってきました。

しかし彼女の口寄せシーンが見られなかったのはちょっと残念でしたね。話の流れ上仕方ないこととはいえ。

 

まとめ

この巻も面白かったです。シリーズの中で一番映画化してほしい部分でした。(たぶん無理)

シリーズ読破まであと2巻になってうれしいようなもったいないような。

ゴーストハント5 鮮血の迷宮 (幽BOOKS)

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