ブックワームのひとりごと

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これが王妃の薔薇色の人生 桜庭一樹『GOSICK7 薔薇色の人生』感想

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 『GOSICK7 薔薇色の人生』を読みました。

間が空いてもなんとなく話を覚えてるからありがたいです。わかりやすいってことなのかな。

 

あらすじ

ヴィクトリカは、父の要請によって王妃ココ・ローズ殺人事件の謎を解くことに。彼女の周りには不審な出来事がたくさんありました。人格の豹変、消えた女性、首のない死体。ヴィクトリカがその謎を解き明かすとき、事態は恐ろしいことに……。

 

マジで勝ち組だなああの人

ミステリなのでネタバレは避けますが、最後の最後で勝ちを持って行ったあの人がすごいです。いや、彼女の勝ちは最初から決定していたのかもしれません。

犯人が最後にヴィクトリカに問うた言葉が、あの人はたぶん本当に美しい人だったんだろうな……と感じさせました。ハッピーエンドと言えばそうなのですが、それに至るまで血が流されすぎているのが恐ろしいです。

このエンディングはシリーズの中でもかなり好きかもしれません。あの二人にはずぶとく生きていってほしいですね。これから来るかもしれない戦争も潜り抜けてほしいです。

 

一弥が能動的に

しかし一弥はずいぶん能動的になったなあと思いました。何が何でもヴィクトリカを守る姿勢です。その意気は良いけれど、これからほのめかされている戦争には立ち向かえるのでしょうか。ただの学生だからなあ。

ともあれ一弥の、ヴィクトリカを守ろうとする姿はかっこいいしライトノベルらしくていいです。ナイトですね。

問題は王子様になれるかということなんですが、この二人はそういう色めいた展開をしなくてもいいのかもしれません。でもちょっとしてほしい気もします。(複雑な乙女心)

 

まとめ

ラストが近づいてきて、わくわくしてきました。これからどうなるのかな。

とりあえず完結までは読み通したいです。

 

 

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