ブックワームのひとりごと

読書中心に好きなものの話をするブログです。内容の転載はお断りします。

技術の革新によってさまざまな展開をする教育ビジネス 川上清市『教育とビジネスの動向とカラクリがよ~くわかる本[第2版]』感想

このブログには広告・アフィリエイトのリンクが含まれます。

図解入門業界研究 最新教育ビジネスの動向とカラクリがよ~くわかる本[第2版]

 

書籍概要

学びを与える教育産業。予備校業界の再編、教育分野におけるITの活用、社会人やシニア向けの教育など、その動向は変化しつつある。教育業界の現状と今後の展望を解説する就活者向けの業界研究本。

 

大学受験や資格試験だけじゃない

教育産業というと、大学受験をサポートする予備校や、資格試験学校などのイメージがありました。この本を読んで、案外内容が多岐にわたることを知りました。

料理を教える料理学校、ウェブ上のテレビ電話ツールで英会話を教えるサービス、発達障害者向けの教育サービスなど、さまざまな仕事があることがわかりました。

思えば「学ぶ」ということはどんな人にもできることです。それをサポートする教育ビジネスの役割も、さまざまな分野に及んでいるんですね。

ただこの業界にも少子化の波は押し寄せてきていて、どう生徒を確保していくか、収益を保つかが問題になっています。

その答えのひとつが授業の少人数化や、スカイプタブレットなどの技術を使うことなんでしょう。

 

グローバル化により語学が強い

世界のグローバル化に伴い、習い事として人気があるのは語学、特に英語だそうです。

この本に載っていた英語学習に関する教育ビジネスもいろいろあって興味深かったです。前述したテレビ電話で英会話授業をするサービスや、子ども向けの英会話教室、早く結果を出したい人のための集中講義など。さまざまな需要があるのがわかりました。

ただ英語が話せても、「伝えたいこと」がなければどうにもならないと思うから、それも同時に勉強しないといけませんね。

英語は大学時代はそこそこ話せたけど、今はさっぱりなので私ももう少し勉強しなおしたいところですね。

スカイプで英会話、一度やってみたいジャンルです。

 

まとめ

内容に興味がもてて面白かったです。教育は人生に密接にかかわりを持っていますからね。

 今後、教育を調べるときのの参考にしたいです。