金曜ロードショーで見てました。
あらすじ
大阪の日売テレビで爆破事件が勃発。和葉は、そこでけがをしたかるた部部長の代わりにかるたの大会に出ることになる。同時にそのかるたの大会である皐月杯の優勝者が殺害され、コナンと平次は事件解決に向けて調査を始める。
業が深いところは最高
犯人の業の深さが最高だったので、その部分は見てよかったなと思います。
どんなに大切な思いを抱えていたって、届かないときは届かない。むしろ届かなくてもいいと思ったことからこの事件が始まってしまった。私そういう設定大好きなんですよね!
謎解きとしてはめちゃくちゃ後味が悪いけれど、こういう展開は大好きです。
話としてはツッコミどころだらけだったんですけど、それなりに楽しめたのは、作画の良さとかテンポのよさとかのおかげでしょうね。
ただ、わりとストーリーはおかしいので、「何でも楽しむ姿勢を持っている人」以外にはおすすめはしないです。
メインの登場人物にモラルがない
多少設定や展開がめちゃくちゃなのは「そういうもの」と割り切ればまあいいんだけど、メインの登場人物にモラルが感じられないのはどうかと思いました。
メインの登場人物がナチュラルにマナーの悪いことするし、それが一度や二度ではないんですよね。
脚本によってキャラクターの品位を下げているシーンが多すぎるのは本当にどうかと思います。
私はコナンシリーズにそこまでの愛着がないからふーんって感じで見れますけれど、キャラクターに愛着がある人はきついんじゃないかと思います。
面白ネタ映画だと思えば十分面白いんですけど、たぶんそういう路線を目指しているわけでもなさそうなところがうーんって感じですね。
まとめ
面白いっちゃ面白いんですが、ところどころで若干理不尽な感覚になる作品でした。
なんでも許せる人向けの映画だと思います。