ブックワームのひとりごと

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親を愛せなかった悪い子のための子ども向けアニメーション―『ウィロビー家の子どもたち』

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www.youtube.com

https://www.netflix.com/title/80239482

 

 

あらすじ・概要

著名な人物を輩出してきたウィロビー家。しかし今のウィロビー家では、両親が子どもに関心を持たず、ネグレクトや虐待を繰り返している。ほとほと親に嫌気がさしている子どもたちの元に、家の前に放置された赤ちゃんがやってくる。子どもたちは赤ん坊の処遇についてもめるが……。

 

 

マイノリティに寄り添う子ども向け映画

「親を愛せなかった悪い子のみんなー! この作品見て溜飲下げてくれよな!」という強いテーマを感じる作品でした。

コミカルに描かれているとはいえ虐待シーンがひどいので、真面目な人は嫌な気持ちになるかもしれません。しかしそれも織り込み済みでやっているのでしょう。

確かにウィロビー家の両親はひどいのですが、この映画を見て「自分の親を嫌いになってもいいんだ」「理不尽な仕打ちに怒っていいんだ」と許された気持ちになる人も多いのではないでしょうか。そういう意味でこれは、家族に恵まれなかったマイノリティのための物語です。

 

すごく重要な道具というわけではないんですが、子どもたちが理不尽な親に対抗する手段として本や物語、知識が登場するところもよかったです。毒親に対抗するならまずそれですよね。

 

人を食ったような展開もするので、かなり好き嫌いが分かれる作品だと思うんですが、私はすごく好きです。こういう子ども向け作品が存在してくれることに感謝したいです。