あらすじ・概要
今や生活の一部となっているSNS。マーケティングの担当者として、企業はSNSで何を発信していくべきなのか。SNSの到来で変わった価値観、有効な宣伝方法を会話形式で書いた本。
シェアしたい、誰かにおすすめしたいというコンテンツを作る
逆張りひねくれオタクのため、マーケティングの本は読んでいてもあまり楽しくないことが多いのですが、これはとても面白かったです。
まず、売れるために会社の方針や倫理観を曲げるよう要求しないところがよかったです。こういう本は安心して読めます。
この本の一番の肝は、「シェアしたい、誰かにおすすめしたい」コンテンツを作り、ファンの力を借りる、ということです。
やみくもにフォロワーを増やしたり、PVを追い求めるより、客が共有したいと思わせる宣伝を打つのが大事だと。
これは客の側としても、「こういう風に商品や作品を応援するのが大事なんだなあ」と思えてよかったです。
私もどんどん面白い本について感想を書き、それをシェアしてもらって本の売り上げに貢献したいと思いました。