ブックワームのひとりごと

読書中心に好きなものの話をするブログです。内容の転載はお断りします。

情念全部のせラブストーリー―縹けいか『モーテ 水葬の少女』感想

モーテ ―水葬の少女― (MF文庫J)

今日の更新は『モーテ 水葬の少女』です。

そういえば最近ちゃんとライトノベル読んでないな! と思って久しぶりに入手しました。

 

あらすじ

若いうちに自殺してしまう「モーテ」という奇病がある世界。サーシャは、ドケオーと呼ばれる孤児施設に送られる。そこで出会ったマノンという少女と仲良くなるにつれ、ドゥドゥというフォスター(養育者)が気になっていくのだが……。

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古代日本で日の神と水の神が争う 香村日南『蛇神の祈り』感想

蛇神の祈り (小学館キャンバス文庫)

蛇の話を読むシリーズ。

 

あらすじ

古代の大和(奈良)。そこでは水の神を奉じるものと、日の神を奉じるものとの争いがあった。誉田大王(ほむたのおおきみ)の息子として生まれた稚彦王子は、死のうとしている少女と出会うが……。

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男二人の掛け合いが楽しい 野村美月『アルジャン・カレール 革命の英雄、或いは女王の菓子職人』感想

アルジャン・カレール -革命の英雄、或いは女王の菓子職人-〈下〉 (ファミ通文庫)

 上巻の感想はこちら。

honkuimusi.hatenablog.com

 

あらすじ

女王の菓子職人アルジャン・カレール。劇作家のオーギュストは彼になつき、あれこれ話をする。あるとき女王の権力の後ろ盾であるバルトレオンが敗走し、フロリアは戦争の危機に陥る。

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滅びゆく人類の中に生まれたつぎはぎの怪物 日日日『ビスケット・フランケンシュタイン 完全版』感想

ビスケット・フランケンシュタイン〈完全版〉 (講談社BOX)

好きだった本を読み返すシリーズ。でも完全版は読んだことがありませんでした。

 

あらすじ

体の一部が謎の物質に置き換わる奇病が蔓延する世界。患部をつぎはぎにした人形は、自我に目覚めた。ビスケという名を得た怪物は、徐々に荒廃していく世界をさまよう。生まれてきた目的を求めて――。

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元軍人の菓子職人が劇作家と出会う 野村美月『アルジャン・カレール 革命の英雄、或いは女王の菓子職人 上』感想

アルジャン・カレール -革命の英雄、或いは女王の菓子職人-〈上〉 (ファミ通文庫)

『陸と千星』のあと、もう少し野村美月の読み切りが読みたいな、と思ったので電子でぽちっと買いました。

honkuimusi.hatenablog.com

 

 

あらすじ

革命のあと、再び女王が政権を取り戻したフロリア。万年スランプな劇作家のオーギュストは、小さな菓子屋を見つける。そこにいたのは、菓子職人アルジャン・カレール。オーギュストは、アルジャンの菓子屋に通い始める。

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吸血鬼と人間が夏時間を一緒に過ごす 石川博品『ヴァンパイア・サマータイム』再読感想

ヴァンパイア・サマータイム (ファミ通文庫)

好きだった本を読み返すシリーズ。『ヴァンパイア・サマータイム』を読んだのは結構最近なのに、かなり内容を忘れていてちょっと悲しかったです。

 

あらすじ

吸血鬼と人が共存する世界。両親の経営しているコンビニで働くヨリマサは、毎日紅茶を買いに来る吸血鬼の少女が気になっている。会話するようになったふたりは、小さな事件を経て仲良くなっていく……。

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古い台本の呪いで嬉しくないハーレム状態 来楽零『ロミオの災難』再読感想

ロミオの災難 (電撃文庫)

好きだった本を読み返すシリーズ。初めて読んだのは大学生の時でした。

 

あらすじ

一年生五人だけの演劇部。文化祭の公演の相談をしていると、五人で演じられる『ロミオとジュリエット』の台本が落ちてきた。その台本を演じることにした五人だったが、なぜか部員たちの恋愛の矢印が、ロミオ役の如月に向き始め……。

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ライトノベル作家がしゃべる猫とともにつらい執筆生活 石川博品『先生とそのお布団』感想

先生とそのお布団 (ガガガ文庫)

同人誌を加筆して長編に書き直したものだそうな。ガガガもそんな作品を出すようになったんですね。

 

あらすじ

売れないライトノベル作家、石川布団。人の言葉を理解する猫「先生」とともに、今日もひたすら小説を書く。打ち切り、出版、また打ち切りと、出口の見えない戦いに疲弊していく布団だったが……。

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吸血鬼の娘がたどる、父と母の永遠の愛 野村美月『吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる Long Long Engage』感想

吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる ~Long Long Engage

ちょっと悲しくて続きが読めなかったのですが、ようやく補完編に手を付けました。

 

あらすじ

彼氏の神にプロポーズされ、一緒にイギリスに行かないかと持ちかけられたミナ。しかし彼女は、その申し出を断ってしまう。父をひとりにするわけにはいかないとミナは思う。父は、永遠に16歳の吸血鬼だった……。

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