ブックワームのひとりごと

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動物の設定が雑すぎる―『ジャングル・ブック』(リメイク版)

ジャングル・ブック (字幕版)

今日の更新は、『ジャングル・ブック』(リメイク版)です。

 

あらすじ・概要

子どものころジャングルに迷い込み狼に育てられたモーグリ。トラのシア・カーンはモーグリを危険視し、殺そうとする。モーグリは狼の群れを離れ、クロヒョウのバギーラとともに人間の村を目指す。バギーラとはぐれたモーグリは、熊のバルーと出会い……。

 

脚本が面白くないから設定も気になる

まず脚本が面白くないんですよね。それに従っていろいろな粗が見えてきてしまいます。

序盤、人間であるモーグリが道具を使うと、周りの動物に「狼らしくない」と諫められます。

サルたちの王の行動から思うに、動物が技術を忌避するのは、ジャングルの中のパワーバランスを考えてのことでしょう。しかし、そのパワーバランスの問題は最後になっても解決されません。

トラのシア・カーンだって建前とは言えジャングルの未来を案じていたわけで、別に彼が死んでもいいけど彼の案じた未来はどうなったんだとツッコんでしまいました。

 

脚本がつまらないので、設定がめちゃくちゃなことも気になってしまいます。

ジャングルって言ってるのに明らかサバンナの動物がいるのがすっごく違和感があります。

舞台がヨーロッパではないのに動物の描き方が非常に西洋的で、蛇は人間を誘惑するし、熊はマヌケで、狼は誇り高く……ってここ本当にジャングルか?

全体的に「動物ってこんなもんでしょ」という雑なくくりが脚本に満ち溢れているので、どうしても動物ストーリーとして面白いと思えません。

なまじリアル寄りの見た目だから、余計違和感が強かったです。

 

おそらくこれは原作からこういう内容なのだと思うんですけれど、あまり現代にやる意味を感じない作品でした。

ジャングル・ブック (吹替版)

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  • 発売日: 2016/12/07
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