今日の更新は、『刀剣乱舞 綺伝 いくさ世の徒花 改変 いくさ世の徒花の記憶』です。正式タイトルは「いくさ世の徒花」に取り消し線が入ります。タイトルがややこしい。あとちょうどいいサムネ画像がなかった。やる気があればあとで作ります。
あらすじ・概要
本丸の刀剣男士たちは、他本丸の特命調査の記録を手に入れる。どうやらその記録は、自分たちの特命調査任務とは違ったものらしい。歌仙兼定率いる部隊は、慶長の熊本へと時間遡行した。そこではキリシタンたちの街が築かれ、打刀地蔵行平が、街の中心である細川ガラシャを連れて逃げようとしていた。
これが「今できる」ソーシャルディスタンス演劇
本来上演する予定だった公演は中止され、ソーシャルディスタンス演劇としてリメイクされた作品です。本来の「綺伝」は将来コロナウイルスの心配がなくなった未来で上演するとのこと。
キャラクターが全員一定の距離を保って演技し、何と殺陣シーンまで距離を取って行います。
それを補助するのが今回初登場の講談師の存在で、しぐさだけでは見せられない細部を朗々とした声で描写しています。
いや本当に、よくもまあここまでちゃんとコンテンツとして成り立たせたよなあと……。
一方で、演者同士が近寄れないもどかしさはやはりあり、長く続けるのは難しい形式だろうなと思います。やっぱりコロナは滅んでほしい。
筋は舞台刀剣乱舞では初のラブストーリーとなっており、細川ガラシャと夫の忠興の愛憎入り混じる夫婦げんかを軸に刀剣男士たちが戦うという感じです。
今回刀剣男士同士のいさかいが少なかった分、人間キャラが非常にドロドロしていて対比的でよかったです。人間よりコミュ力が高い人外……。
キャラ萌えとしては、今回のメンバーで一番好きな篭手切江の殺意が高くてよかったです。彼、戦闘ボイスでは結構好戦的だし、積極的なんですよね。そこを表してくれてよかったです。
うちの本丸古参のにっかり青江もいいキャラをしていてよかったです。優しいところとドライなところ両方ある感じが好き。
総じて今回は安心して楽しめる内容でした。ただ不穏の種を撒きまくっているので、そこだけが心配ですけれどね!
過去の刀ステ感想です。