ブックワームのひとりごと

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『ミニオンズ』ピエール・コフィン 感想

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ミニオンズ (吹替版)

 

あらすじ・概要

悪人をボスとして従う習性のある謎の生き物、ミニオンズ。ミニオンズたちは自分たちのボスを探してイギリスへ向かう。そこで出会ったスカーレットは、イギリス女王の冠を狙っていた。スカーレットをボスとしたミニオンズは王冠を求めて大立ち回りをする。

 

説教臭さのないトンチキギャグとアクション

説教くささがなく、徹頭徹尾トンチキギャグとして展開するのがよかったです。

スカーレットという悪役はいますが、ミニオンズがスカーレットを成敗するというより、ドタバタしているうちに結果的に倒したような展開になりました。

悪役スカーレットもヤバい女っぷりを全力で描いていて楽しかったです。変形する真っ赤なドレスで戦うスカーレットはかっこよかったです。

イギリス女王も王位を奪われてもしれっとしていたりいいキャラでしたね。自由です。パブで飲んでいるイギリス女王がかわいかったです。

 

歴史ネタにも笑いました。ミニオンズが成り上がりのフランス皇帝ナポレオンに仕えていたり、60年代の文化ネタだったりが面白いです。

というか、ミニオンズの価値観ではナポレオンは悪党なんですね。ナポレオンは確かによその国では侵略者なのですが。

 

細かいことを考えず、げらげら笑って楽しめる娯楽作でした。

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ミニオンズ (字幕版)

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