あらすじ・概要
旅行が趣味な著者は、駒込で子育てをしている。子どもについての悲喜こもごも、駒込での日常、住んでいるに関する思い。そして子どもが生死をさまよった話をコミックエッセイにまとめた。
著者個人が作品をまとめたものなのですが、だらだら読む分には面白かったです。
あっさりした内容なので、著者の漫画がもともと好きで、日常も知りたい人向けかもしれないです。いつもは結構特殊な旅行の漫画ばかりを描いている方ですからね。
特に子どもがRSウイルスに感染し、生死の間をさ迷った話が怖かったです。
病院に行くのが嫌になるほどの不安、病院の人たちの優しさ、そして子どもの回復。
体験した人にしか描けない怖さと救済で、はらはらしました。その後の文章コラムも興味深かったです。
誰も悪くなくても病気になるときはなるのだ、と改めて思いました。
日常と病の世界はすぐそばにあるんだなあと思いました。
漫画はともかく、コラムは字が小さいので、大きめの端末で読んだ方がいいです。私はいつも面倒になってスマートフォンで読んでしまうのですが、ちゃんと端末を切り替えたほうがよかったですね。
電子書籍はこういうところがやっかいです。