ブックワームのひとりごと

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『すごいぞ!はたらく知財 14歳からの知的財産入門』 晶文社 内田朋子 萩原理史  田口壮輔  島林秀行 感想

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すごいぞ! はたらく知財 14歳からの知的財産入門

 

あらすじ・概要

知的財産は日常見るコンテンツの中にどう活かされているのか。映画・ドラマ・ゲーム・伝統工芸・アートなど、その世界の第一人者の話を聞き取りながら、コンテンツと知的財産の関係について語っていく。何のために知財は守られなければならないのだろうか。

 

たくさんのお仕事から知財と何か考える

お仕事本としての様相が強いです。

インタビュー相手が豪華で多岐にわたり、文化全般に興味があれば楽しめる本だと思います。

 

特にドラマやアニメの制作についてが面白かったです。

自分自身が興味があることもあり、さまざまな人が絡んで知財を作り上げていく難しさを感じました。

プロデューサーを「この指止まれする人」と位置付け、その責任と権利について語っているのが興味深いです。

たしかに見る側としては枝葉の技術に目が行きがちですが、人を集める能力あってのものですからね。

ゴジラはいろんなメディアミックスがある一方、ゴジラがしゃべるのはNGというのも面白かったですね。話したらゴジラではないというのはそれはそうかもしれません。

 

反面、この本は知財を守る側の話なので、見る側の視点はあまり含まれていません。

あくまで知財ビジネスを「やる」側の意見であることは気に止めておいたほうがいいでしょう。

 

 

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