ブックワームのひとりごと

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イラストレーターの妻が過酷な抗がん剤治療に直面―柏原昇店『ちびといつまでも ママの乳がんとパパのお弁当と桜の季節』

コミックエッセイ ちびといつまでも -ママの乳がんとパパのお弁当と桜の季節-

今日の更新は、柏原昇店『ちびといつまでも ママの乳がんとパパのお弁当と桜の季節』です。

 

あらすじ・書籍概要

イラストレーターの柏原昇店。彼の妻が、乳がんであることがわかる。夫婦は、戸惑い悩みながら、抗がん剤治療を選択。つらく厳しい闘病生活が始まった。夫の視点から乳がん治療を描くコミックエッセイ。

 

情報量が多くてありがたい

漫画としては文字が多いのでちょっと読みづらいですが、その分情報量は多いです。がんとは何か、がんのステージの話、お金やもらえる支援のこと、それらが監修入りでがっつり書かれているのでがんについて知らない私にとってはありがたかったです。

初心者にはいい本でした。

 

内容としては、あまりに壮絶な抗がん剤治療が読んでいてつらかったです。著者の妻は1週間に一度抗がん剤を入れます。薬剤を入れると数日起き上がれず、食べ物も口を通らず、子どもの面倒を見ることもできない。治療には必要なこととはいえ、体に毒を入れて毒を制すような方法です。

その分、抗がん剤投与から数日たつと起き上がることができ、家事も買い物も食事もできるのでギャップがあります。そういう体調に波のできる薬だとは知りませんでした。身の回りにがんの人がいたら「意外と元気じゃん」と思わないよう気を付けたいです。

 

著者自身も、子どもを三人抱えながら仕事をし、家事をこなし、妻の看病を行う生活に疲弊していきます。やっぱり闘病はその人個人の問題ではなくて、家庭の問題ですよね。

病状が落ち着いたら家事をやらなくなったらしいのはちょっとおいおいと思いましたけど。奥さんがいいならまあいいか。

 

まとめ

ちょっと読みにくいけれど情報量が多くてよかったです。乳がんって何だ? と思っている人にはおすすめです。

抗がん剤治療って過酷なんだな……としみじみわかるコミックエッセイです。

コミックエッセイ ちびといつまでも -ママの乳がんとパパのお弁当と桜の季節-

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