ブックワームのひとりごと

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いい話っぽく終わってもロリコンはロリコンだと思うよ―平坂読『〆切前には百合が捗る2』

〆切前には百合が捗る2 (GA文庫)

 

あらすじ・概要

晴れて結ばれた愛結と優佳理の元に、ひとりの女性が現れる。彼女は優佳理が書いた小説を原作とするアニメの声優だった。彼女はどうやら優佳理に気があるらしく……。原稿から逃げるために旅行に行ったり、断食に挑戦したり、猫缶を食べたり。同棲ラブコメ。

 

面白かったけど倫理がヤバい

2冊できれいに終わったし話としてはクオリティが高かったと思います。

くっついたあとの話なのでイチャイチャ要素が多くなりましたが、前の巻と同じで旅行に行ったり断食したり、ふたりで何かをしているシーンの方が多いです。

特に断食の描写がニッチで笑ってしまいました。美少女が出てくる小説で断食扱ってるの見るの初めてですよ。

 

終盤にかけては愛結との親との対決があり、ドラマチックな展開があり、ふたりは新しい人生のために漕ぎ出します。

 

ただ、「自由に生きろ」がメッセージであることを踏まえても、だいぶ倫理のヤバい作品でしたね。

別に私はフィクションで全部大人と未成年の恋愛を禁止しろとかは思ってないけど、未成年に欲情した時点でみんなロリコンなので、そこのところからは逃げないでほしいです。セクシュアリティがどうとか真実の恋愛がどうとかまったく関係ありません。

まあそこを真面目に考えると完全に別物の作品になるのはわかるけど……。いい話っぽく終わってもロリコン小説はロリコン小説だからな!?

 

面白いし楽しませてもらったけど、これを「いい話」と認識したくはないですね。