ブックワームのひとりごと

読書中心に好きなものの話をするブログです。内容の転載はお断りします。

百合

男子高校生と美少女オートマタの間で揺らぐ自我―こまつれい『101メートル離れた恋』

あらすじ・概要 男子高校生のユヅキがある日目覚めると、セブンスというオートマタになっていた。そこは現代社会に似ているが、魔法に満ち溢れた世界。オートマタとしてレンタルされ、男性と性行為を行うセブンスは精神をすり減らしていく。そんな中、セブン…

おいそこの裏世界のふたり、お前ら早く付き合っちゃえよ―宮澤伊織『裏世界ピクニック4 裏世界夜行』

今日の更新は、宮澤伊織『裏世界ピクニック4 裏世界夜行』です。 あらすじ・概要 謎の配信者の率いるカルトを退けた空魚・鳥子のふたり。ふたりはまた裏世界探索を始めた。今度の目標は、裏世界で夜を超すこと。その準備をしているうちに、彼女らは人の顔を…

ネットロアを泳ぎつつカルト教団とドンパチ―宮澤伊織『裏世界ピクニック3 ヤマノケハイ』

今日の更新は、宮澤伊織『裏世界ピクニック3 ヤマノケハイ』です。 あらすじ・概要 裏世界の探検を続ける空魚と鳥子。空魚の後輩、茜理(あかり)の友人の依頼を解決することになる。その過程で聞いたのは、「自己責任系」と呼ばれる怪談を語る「ウルミルナ」…

裏世界を旅するイカれたふたりを紹介するぜ!―宮澤伊織『裏世界ピクニック2 果ての浜辺のリゾートナイト』

むしゃくしゃしたので裏世界ピクニックを電子書籍で最新刊まで買いました。 これからちまちま読んでいく予定。 あらすじ・概要 何度死線を潜り抜けても裏世界に行き続ける鳥子(とりこ)と空魚(そらを)。きさらぎ駅に迷い込んだ米軍を救出する計画を企て、…

都市伝説を生み出す裏世界を探検せよ―宮澤伊織『裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル』

今日の更新は、『裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル』です。 確か去年のハヤカワ電子セールで買ったものです。 あらすじ 大学生の空魚(そらを)は、条件を満たすと入れる「裏世界」で鳥子と出会う。お金稼ぎになるとも言われ、裏世界に消えた友人…

フェチや関係性にうまく乗れなかった―瑞智上記『あまがみエメンタール』感想

今日の更新は、瑞智上記『あまがみエメンタール』です。 著者プロフィール欄見て気づいたんですが、改名した『幽霊列車とこんぺい糖』の人だったんですね。 あらすじ ストレスを感じると、心音を噛んでしまう莉子。一方で、心音のほうも、「莉子に噛まれる」…

しっかりした人物描写とストーリーを持つ百合小説―木ノ歌詠『幽霊列車とこんぺい糖 メモリー・オブ・リガヤ』感想

今日の更新は、木ノ歌詠『幽霊列車とこんぺい糖 メモリー・オブ・リガヤ』です。 あらすじをよく読まなかったので後から百合だということを知りました。 あらすじ 中学生の海幸は、列車に飛び込んで自殺しようとしたところ、電車が廃線になっていて不可能だ…

小説家になろうで読むろう学校百合 石川博品『あたらしくうつくしいことば』感想

商業出版の本に夢中で最近あまりweb小説を読めてないのだけれど、これはすごくよかったので覚書もかねて感想を残しておきます。 画像はKindle版の表紙です。 ncode.syosetu.com あらすじ 紗雪の通うろう学校に転校生がやってくる。彼女は紗雪たちとは違った…

運命の輪でつながれた少年少女 幾原邦彦・高橋慶『輪るピングドラム 中』感想

『輪るピングドラム 中』を読みました。 ネットではわかりにくいけれど相変わらず装丁が豪華ですね。かっこいい。 輪るピングドラム 中 作者: 幾原邦彦,高橋慶,星野リリィ 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2011/10/31 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購…

後宮で硬球をする乙女たち 石川博品『後宮楽園球場 ハレムリーグ・ベースボール』感想

『後宮楽園球場 ハレムリーグ・ベースボール』を読みました。 この作者も久しぶりですね。 後宮楽園球場 ハレムリーグ・ベースボール (集英社スーパーダッシュ文庫) 作者: 石川博品,Wingheart 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2013/12/25 メディア: 文庫 こ…

世界の見え方で世界が変わる うえお久光『紫色のクオリア』感想

『紫色のクオリア』を読みました。読書メーターやTwitterで評判が良かったので読んでみた作品です。 紫色のクオリア (電撃文庫) 作者: うえお久光,綱島志朗 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス 発売日: 2009/07/10 メディア: 文庫 購入: 101人 クリ…