新しくなった中央・北アジア展示に「社会主義の時代」セクションが登場。ソ連の影響を強く受けた中央・北アジアでは、社会主義の理想を実現しようと生活の改善がすすめられました。このため、さまざまな生活文化がひろく共通しています。 #みんぱく pic.twitter.com/phLSgQu93Q
— 国立民族学博物館 (@MINPAKUofficial) 2016年6月26日
このツイートを見かけて行ってみたいな!と思っていましたがなかなか時間が取れず。今回やっと行くことができました。
中央アジア展示
今回の新展示の目玉、モンゴルのゲルに入れます!入り口が狭いので頭ぶつけないかどきどきしましたよ。
中。結構暗い! 博物館そのものが暗いのもありますが。
意外と家具が多くて、これどうやって持ち運ぶんだろう……と思いました。棚ががっつりあります。
中央アジア地域の陶器たち。青色がかわいいです。壁に飾りたい感じがしますね。
この模様でお茶碗がほしいです。
目当ての社会主義展示の政治家マトリョーシカ。私が見ると「いらねー!!」って感じなんですが、当時は需要があったのでしょうか……?
カザフスタンの学校の制服。メイド服に見えてしまいます……。
しかしこれでライトノベルのメイド学校みたいなのも現実味を増すのではないでしょうか。(メイドじゃないけど)
鷹狩の衣装。もこもこでかわいいです。
ひょっとしなくてもこの毛皮……本物ですかね? 値段がやばそうです。
他にもアイヌ展示や極北の民俗の展示もあったんですが、書くことが多すぎるので割愛。こっちも面白かったです。
おまけ:台湾原住民族をめぐるイメージ
「台湾原住民族をめぐるイメージ」という企画展もやっていたので見てきました。
これは台湾の、原住民族に関するポスターコンクールの入賞作品を展示してます。
台湾の原住民は中国本土から渡ってきた人々から差別されていたんですが、中国からの自立を考えるうえで、もう一度彼らの文化や言語に目を向けようという運動がされているそうです。
こんな感じのポスターがいろいろあります「祖霊」だからご先祖様の姿かな?と思ったら、
こんな近親相姦ストーリーが織り交ぜられてました。
(神話にはよくあることなんですけど)
台湾の民話や神話はよく知らないのでちょっと調べてみたいですね。なんかカオスの予感がするぞ……。
まとめ
久しぶりにみんぱくに行ったけれど楽しかったです。やっぱ展示が変わると新鮮だし、新しい発見がありますね!
家から遠いので行くのが大変なんですが、また訪ねてみたいなと思ってます。
雲南の照葉樹のもとで―国立民族学博物館 中国西南部少数民族文化学術調査団報告
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