4月2日は世界自閉症啓発デー。ということで今回は高機能自閉症(アスペルガー)が陥りやすいフラッシュバックについて書いていきます。
私も昔はかなりフラッシュバックがきつかったんですが、カウンセラーさんや本の中のアドバイスを参考にいろいろ試したところ、かなり軽減されてきました。のでそのまとめを作っておきます。
しかし例によって私は専門家ではないので、「ああそういう方法もあるんだ」くらいに思っておいてください。
フラッシュバックとは何か
フラッシュバックとは、過去の苦しい思い出が現在のことのように思い出されて苦しくなる状態のことです。PTSDの症状として有名ですね。
アスペルガーの人はこのフラッシュバックに陥りやすいと言われています。主治医によると、アスペルガーの人は過去と現在の区別をつけるのが苦手なんだそうな。
私のとったフラッシュバック対策
1.楽しかったことを思い出す
当たり前すぎて当たり前ポエムみたいに感じるけどかなり効きます。
ただし、フラッシュバックの状態でいきなり楽しかったことを思い出すのは困難なので、心に余裕があるときに「楽しかったこと」をメモしておき、フラッシュバックに陥ったときに見直すとやりやすいです。
だいたいフラッシュバックのときって「うっ……私の人生楽しいことなんてなかった」という思考になっているので、今まであった楽しいことを書いた文字を見ることによって「あっ意外と人生楽しかったな」と思えます。そうするとすっきりします。
2.規則正しい生活をする
決まった時間に寝て起きる、食事をするという行為は重要です。
特に睡眠不足はストレスを悪化させるので、ちゃんと睡眠時間は確保したほうがいいです。
アスペルガーの人は、自分が疲れていることに無自覚なところがあるので、休むときはきっちり休むのが一番だと思います。
3.「気をそらす」おまじないを作っておく
フラッシュバックを起こしたら何かしら気をそらせる行動をしてリラックスしましょう。
私がよくやるのは握るタイプのツボ押しを握ることです。気持ちよくて、悲しい気持ちから気がそれます。
他にもお茶を入れて飲むとか、アロマを嗅ぐとか、自分がリラックスできるものなら何でもいいです。
「これをするとほっとする」というものを持っておくといろいろ便利です。フラッシュバックにに限らず、ストレスを感じたときにおまじないのように使えます。
4.運動をする
運動によるストレス発散というのはもちろんですが、ストレス耐性そのものも上がった気がします。
最近は筋トレ至上主義みたいな人もよく見かけますが、何より自分が楽しんでやれる運動をするのが一番だと思います。
私はスポーツジムで文庫本を読みながら25分エアロバイクを漕いでいます。本を読んでいると時間が一瞬なのですぐ終了! 本も読めて体もすっきりして楽しいです。
おまけ:薬物療法について
フラッシュバックに効くタイプの薬を飲んでいるので一応紹介しておきます。このブログは医療ブログではないので薬の具体的名前は言いません。
てきめんに効く人もいるらしいけど、フラッシュバックに関しては私はあまり実感がないですね。精神安定には確実に効いていると思うんですが。
むしろ生活改善を行ってからのほうがフラッシュバックが少なくなったので、そっちのほうが私にとっては効果がありました。
まとめ
というわけで私のフラッシュバック対策でした。フラッシュバックに悩んでいる方は参考にしてもらえると幸いです。
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