ブックワームのひとりごと

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上橋菜穂子

【老いを描いたシリーズ外伝短編集】上橋菜穂子『流れ行く者 守り人短編集』

あらすじ・概要 祖国カンバルから逃れ養父ジグロと旅をしているバルサ。バルサはあるときタンダの村に滞在し、死者の幽霊騒ぎを聞く。その死者は、タンダがなついていたおじさんだった。 老いの哀しみと人生を振り返る瞬間と あとがきによると、短編集全体の…

水害で滅ぶ都から避難し敵を倒せ―上橋菜穂子『天と地の守り人<第三部>新ヨゴ皇国編』

今日の更新は、上橋菜穂子『天と地の守り人<第三部>新ヨゴ皇国編』です。 あらすじ・書籍概要 ロタとカンバルの同盟を成功させ、新ヨゴに帰ってきたチャグム。異世界ナユグに春がやってくることで、都には未曽有の水害が迫っていた。一方バルサは、草兵にな…

国を守る同盟を求めて山岳国家へ―上橋菜穂子『天と地の守り人<第二部>カンバル王国編』

あらすじ ロタとカンバルに同盟を結ばせるため、チャグムとバルサはカンバル王国に入る。チャグムはカンバル王との面会を望むが、密偵抜きで彼と会うことは難しい。バルサはある計画を考えるのだが……。

バルサの旅は諜報戦の様相を呈す―上橋菜穂子『天と地の守り人<第一部>ロタ王国編』

今日の更新は、上橋菜穂子『天と地の守り人<第一部>』です。 あらすじ・書籍概要 海に飛び込み行方が分からなくなったチャグムを探し、バルサは旅立つ。チャグムが持っていた宝石を手掛かりに旅をするうちに、彼が海賊につかまったことを知る。はたしてバル…

呪いにとらわれた人々の話 上橋菜穂子『狐笛のかなた』感想

『狐笛のかなた』を読みました。 久しぶりの上橋菜穂子です。獣の奏者以来かな? 狐笛のかなた (新潮文庫) 作者: 上橋菜穂子 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2006/11/28 メディア: 文庫 購入: 5人 クリック: 26回 この商品を含むブログ (99件) を見る あら…