公式企画で「この1年の変化」について語ろうということで、私も記事を作ってみました。項目は5つ。
それほど変わっていないと思い込んでいたけれど、書き出してみるといろいろ変化を思い出すものですね。
東京が遠くなった
コロナ禍をきっかけに東京がすごく遠いものに思えてきました。
住んでいる人にはわかってもらえると思うんですが、大阪と東京の距離というのは結構近いんですよね。実際の距離ではなくて、アクセスのしやすさで。
新幹線に飛び乗れば2時間半で着きますし、夜行バス・飛行機などの手段もあります。
それが緊急事態宣言によって府・県ををまたぐ移動を自粛するように言われ、「行く」という選択肢がなくなってしまうと、「東京ってこんなに遠かったっけ……」と思うようになりました。
物理的な距離は何ら変わらないのに、行動や心情が変わるだけでこんなにも「遠さ」というのは伸びるのか、と不思議な気持ちです。
大阪をぶらぶらするようになった
前述したように県をまたぐ移動を自粛するよう言われているので、結果的に地元をぶらぶらすることが多くなりました。
この機会なので用があったら降りるけどきちんと歩いたことのない駅を巡ってみました。
うちの近所は住宅地なのもあってさほどコロナで閉まった店は多くないんですが、大阪メトロに乗って移動してみると異様にバッタ屋が増えている天神橋筋商店街、ものすごく静かな道頓堀、一等地にマスクショップができているなんばなど、すごく時世を感じられます。
基本的に「住宅地に近い商店街・ショッピングモール」は影響が少ないです。毎日の買い物に来るからな……。
お金が貯まった
もともと吝嗇家な上に、唯一お金を使う趣味である旅行になかなか行けなくなってしまったので、すごくお金が貯まりました。
ため込んでいるだけなのも何なので、買おうと思って買っていなかった冷蔵庫、ちょっと高い靴、プリンターなどを買いました。そのときの記事はこちら。
ある意味コロナがなければ買う踏ん切りがつかなかったかもしれません。
しかしコロナウイルスの影響を受けにくい業種で幸運でした。余った分はちゃんと使って他の業界に回したいです。
絵を描き始めた
これはここ1年の行動ではなくて最近のことなんですが、絵の練習を始めました。
コロナ禍でなかなか出かけられず、新しい経験を積むことができなくて鬱屈していたんですよね。だから家でもできる「経験」を作りたくなりました。
デザインの仕事をした過去もあって絵はまったくやったことがないわけではなかったんですが、真面目にやろうとするとやはり難しいですね。世の中の絵師さんは本当にすごい。
主にメルカリで買ったペンタブでトレスの練習をしたり、筆ペンで漫画を描いたりしています。
スキンケアにお金をかけることにした
ここ1年肌荒れがひどくて、それとの戦いでした。マスク荒れかなあと思うものの、原因が特定できていません。
前述したようにけちなのでなかなか高い化粧品を買うのは罪悪感があるんですが、そういうお金を使うことへの罪悪感を少しずつなくしていきたいです。1か月の予算を声さえしなければ大丈夫なんだと自分に言い聞かせたい……(貯金分を抜いた月予算すら使いきってしまうと心配になる)
しかし化粧品の情報は検索してもものすごくノイズが多くてなかなか有用な情報にたどり着けないんですよね。怪しげなまとめサイトの多さよ。みんなどうやって調べているんでしょうか。
コロナ禍の1年で変わったことは以上です。振り返ってみるとこれ以外にもこまごまと変わらざるを得なかったことが多いです。摩耗していきそうになる心を、どうにか保っている生活でした。
今後摩耗していった心をふたたび育てていければいいなと思います。